ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

2021-01-01から1年間の記事一覧

『やがて消えゆく我が身なら(池田清彦)』感想 

[内容] 少し辛口で時に痛快な、色々と考えさせられるエッセー。 [感想] 著者は生物学者。本書では、グローバリゼーション、言論の自由、臓器移植 等々、社会の問題を幅広く考察していて、中には下記のような面白い意見も。 「激しい運動をすると、脳内にエン…

『ヘアスプレー(主演)ニッキー・ブロンスキー』感想  

[内容] ダンサーを夢見る、太めの女子高生を中心に繰り広げられるミュージカル。 (2007年製作国アメリカ) [感想] 舞台は1962年アメリカのボルチモア。人種や体形に対する差別に焦点が当て られており、普通なら重くなりそうな内容だが、ストーリーがシンプル…

宝塚スター <絵>

次男の奥さんと孫娘たちは、大の宝塚ファン。 私は劇場に行ったことは無いけど、 一緒にDVDを観ているうちに 宝塚歌劇の魅力が分かってきました (^^)。

運動会のお弁当事情

子供達の運動会の時はいつも、朝5時に起きてお弁当作りをした。 九州にいた時は、おにぎりではなく自分で作った海苔巻きを持って行くの が普通だったので、結構手間がかかったが今では懐かしい思い出だ。 料理を仕上げて重箱に詰めた後、それは家に置いて私…

『このゴミは収集できません(滝沢秀一)白夜書房』感想 

[内容] 副題は『ゴミ清掃員が見たあり得ない光景』ゴミ清掃員となったお笑い芸人 が、ゴミ収集のあれこれと、現場から見えた社会と人々の姿を綴っている。 [感想] 著者は36歳の時、生活の為に非常勤のゴミ清掃員となり、現在も兼業で この仕事を続けている…

『クリミナル2人の記憶を持つ男(主演)ケビン・コスナー』感想 

[内容] 死んだ人間の記憶を移植された男と、国の危機を救う為に闘う男達の物語。 (2016年 製作国 米・英) [感想] 主演のケビン・コスナーは数々のヒーローを演じてきた人なので、映画を観 る前は「悪人に見えないかも」と思ったが、見事に今迄のイメージをぶ…

あやつり人形 <絵>

ピーターパンをあやつり人形にしてみました。 自分で考えたつもりだけど 超有名なキャラクターなので既視感が半端ない(笑)。

交通事故で過大な要求をする人

何年か前に近所の奥さんが追突事故を起こし、お互い怪我は無かったが相手 の車が一部へこんでしまった。保険で修理させてもらおうと思ったが、新車 を要求されその後ひと月近く揉めたという。 交通事故の場合、加害者側の責任は「壊れたものを事故前の状態に…

『そして殺人者は野に放たれる(日垣隆)新潮社』感想 

[内容] 心神喪失者の犯罪は“無罪”とする日本の裁判の在り方について問題提起。 新潮ドキュメント賞受賞 [感想] 日本では「刑法39条」において、心神喪失又は心神耗弱と認定されると 不起訴か無罪になる。この規定が凶悪犯の刑の軽減に乱用されており、 被…

『クライム・ヒート (主演) トム・ハーディ』感想 

[内容] マフィアの金を盗んだバーの経営者と、その従弟が追い詰められていく様を 描いたサスペンスドラマ。 (2014年 製作国 アメリカ) [感想] ボブは従兄のマーヴが経営するバーで働いており、時々1人で教会に通う ような真面目な男だが、人に言えない過去が…

ふくろう顔の陶器 <絵>

(3年前)孫娘のМが買ってきてくれた “手作りゲーム遊び”の景品。 早くコロナ禍が終わって、 又孫たちと賑やかに過ごしたいです。

それは“自転車泥棒”になる 

息子が中学生の時のこと。同じ中学に通う知人(Bさん)の子供の自転車が 学校の自転車置き場から消えてしまい、Bさんはすぐに盗難届けを出した。 翌日には犯人が分かったが、同じ学校の生徒で、出来心でちょっと拝借して しまったらしい。しかしバレるのが怖く…

『生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦)』感想

[内容] 著者が臨死体験の時に見た過去と未来、宇宙について語られている。 [感想] 著者は1954年生まれの彗星捜索家。航空自衛隊に勤務していた22歳の時に、 突然病魔に襲われて臨死体験をする。回復後は退官して、子供の頃からの 趣味だった天体観測を再開。…

『マローボーン家の掟(主演)ジョージ・マッケイ』感想  

[内容] 田舎の一軒家で、自分達だけの掟に従って生きる4人兄妹のサスペンス。 (2017年 製作国 米・スペイン) [感想] 1968年。イギリから母親と4人の子供達が、アメリカの田舎町にある今は誰 も住む人のない母の生家に引っ越してきた。 何やら訳ありのよ…

窓辺のてるてる坊主と子猫 <絵>

梅雨入りして楽しそうな てるてる坊主と、 早く庭で遊びたい ちょい悪 子猫。

動物愛護管理法の効力

昔、動物飼養管理士の通信教育を受け、スクーリングに出席した時のこと。 講師の一人が、キッパリした口調でこう言った。 「動物愛護法は動物の為ではなく、人間を守る為の法律です。」 ※愛玩動物飼養管理士=民間資格で、動物愛護法とペットの飼養管理を学ぶ…

『働きながら、親をみる (和田秀樹)PHP研究所』感想 

[内容] 介護保険をはじめ介護の様々なサービスの解説と、精神科医から見た介護 現場の実態が書かれている。 副題は『自分の人生をあきらめない介護』 [感想] 本書は6章からなり、どれも為になるが「介護離職のリスクに備える基礎知識」 「冷静に考える…

ステンドグラスのランプ<絵>

これはベッドの枕元に飾っていて、 時々優しい光を楽しんでいます。

『木を植えた男(フレデリック・バック作品集)』感想 

[内容] 荒れ果てた山岳地帯に、たった1人で森を蘇らせた男の短編アニメーション。 (1987年製作国カナダ) 映画賞受賞 [感想] 絵はカナダのアニメ作家フレデリック・バックが、5年半かけて1人で描い たもので、素朴な絵とストーリー、ナレーションのどれもが…

子供の食べ物の好き嫌い 

長男は小さい時から、好き嫌いを言わず何でも食べてくれる子だった。 次男三男も基本的にはそうだが、何故か2人共納豆だけは嫌がった。 それで私はどうしたかというと、無理に食べさせることはしなかった。 結果、次男はある日突然食べるようになり、三男は…

『医療格差 (川田龍平) 角川SSC新書』感想 

[内容] 日本の医療の裏側と問題点を取り上げ、必要な対策を提言している。 [感想] 著者は子供の時に “薬害エイズ事件”の被害者となり、偏見と差別の中19歳 で実名を公表。現在は参議院議員として、様々な問題に取り組んでいる。 ※薬害エイズ事件=1980年代に…

抱っこの黒猫 <鉛筆画>

若き日のヤムチャ。 女の子は今や妙齢となり、 ヤムチャは齢をとるほど甘えっ子に(^^)。

(映画)『ヒマラヤを越える子供たち』感想

[内容] インドに亡命するチベットの子供達に同行して撮影された、短編ドキュメン タリー。 (2000年 製作国ドイツ) 映画賞受賞 [感想] 映像は雪のヒマラヤを越えて、道案内の人と迎えの男性が落ち合うところか ら始まる。寒さでガチガチになった子供達の、赤…

愚痴や弱音を吐くとき

ずっと以前のこと。知り合いの女性が不安障害で病院に通い始め「身近な 人にはかえって話しづらいから。」と言って、週に一度私に話を聞いてもら いに来るようになった。いつも沈んだ面持ちで、普通なら気にもかけない 事を不安な様子で繰り返し語った。 2…

『日弁連という病 (北村晴男) 育鵬社』感想

[内容] 弁護士の北村晴男とケント・ギルバートによる、日本弁護士連合会への怒り の告発。 副題は『日弁連は政治活動の道具ではない』 [感想] 本書は2人の対談形式で進行し、日弁連が会や会長名義で左翼団体のよう な主張をしているのは問題だとして、その内…

『最高の人生の見つけ方 (主演)吉永小百合』感想

[内容] 末期癌を抱えた2人の女性が、一緒に旅をしながら大切なことに気付き、 人生最後の軌道修正を始める。 (2019年 製作国日本) [感想] 幾つか泣けるシーンがあるが、天海祐希とムロツヨシの演技に何度も爆笑。 余命を宣告された女性たちの話なので軽くは…

日本舞踊・花筏〈イラスト〉

絨毯のように水面(みなも)を漂う花びら。 桜は散った後も、楽しませてくれますね。

黒猫ヤムチャの前世 

ヤムチャ(♂14歳)は生後2週間の頃に紙袋に入れて捨てられ、拾われた時 は頭上でカラスたちが旋回していたという。すぐにうちに連れてこられた が、カラスに突かれていたのか、私が頭を撫でようとすると驚いたように 手に噛みつき、抱っこはさせてくれるもの…

あと千回の晩飯 (山田風太郎) 角川文庫 

[内容] 生と死や、芸術から戦争までを幅広く語った小説家のエッセイ集。 [感想] 著者は医学部卒ながら、医者にはならず作家になったという経歴の人。 社会の出来事や、老いや生死についての達観した考えが綴られており、 自身が病を得た時のことも、第三者的…

チューリップ <絵>

庭のチューリップが咲くのを楽しみにしていたのですが 今年は1本も出てこなくて「???」 去年球根を植えるのをケロッと忘れてました^^;。