ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

読書感想『無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ』     (川口マーン恵美)

[内容] 多くのデータを元に日本の現状を解説しながら、日本には今、内外から様々な 危険が迫っていると警告し、解決策を提示している。 [感想] 著者はドイツ在住の音楽家、作家。 “無邪気な日本人よ”の呼びかけに表れているように、このまま手をこまぬい…

病気や障害の多くは外見だけでは分からない 

先月の末、突然右の足首周りがパンパンに腫れあがり、強い痛みでスムーズに 歩けなくなった。診察の結果は、足首の「変形性関節症」と「石灰沈着性腱炎」。 齢を取るとまあ次から次へと故障していくもので、思わず乾いた笑いが…。 ちなみに骨密度も測っても…

桔梗(キキョウ)の花 (色鉛筆画)

同居の三男が一人になった時のことを考えて 花壇の花を少しずつ宿根草に変えています。 三年前に植えたユリが増えて、愛でる楽しみも倍増。 来年はキキョウも植える予定だけど、息子は庭に興味が 無いので、雑草と一緒くたに刈られてしまうかも^^;。

読書感想『雪の下の炎』(パルデン・ギャツォ)

[内容] 1950年チベットに軍事侵攻した中国政府に逮捕され、“思想改造”の為に33年 もの間、獄中で飢えと強制労働、拷問に耐え抜いた僧侶の自伝。 [感想] 著者が中国政府に逮捕されたのは1959年28才の時で、「スパイ容疑をかけられ た師を告発せよ」という…

 嫁入り道具の今昔

先日、60の手習いで通っていた日本舞踊のお稽古用の浴衣数枚と、結婚する時 に母が持たせてくれた何枚かの着物を処分した。 私が若い頃、(元)夫の出身地では結婚した女性の嫁入り道具を、夫親族の既婚の 女性達に披露する習わしがまだ残っていて、私も一度だ…

擬態の達人コノハムシ(色鉛筆画)

コノハムシは“単為生殖”と言って、メスだけで 産卵する種類も多いそうです。 一度実物を見てみたいけど、日本には生息していな いのが残念。 『擬態昆虫画像』でネット検索すると、珍しい 昆虫が沢山見られて楽しいです。

読書感想『おばあちゃんは、ぼくが介護します。』(奥村シンゴ)

[内容] 一人で祖母の介護を担うことになった、30代前半独身男性の介護奮闘記。 副題『アラサー男性、とことん在宅介護で学んだこと』 [感想] 著者は放送・通信業界で営業職をしていたが、介護生活になってからはwebで の情報発信を皮切りに、ライターと…

動物愛護系のボランティア経験  

50代の前半、正味5年間犬猫レスキュー活動のお手伝いをしていた。 1つ目の会で3年、次に獣医さんが立ち上げた会で2年。 キッカケは、ある人から「ほたるさんの住む県では、〇〇という動物ボランティ アが頑張ってます。ぜひ手伝ってあげてください。」と…

曼荼羅風郎女 (色鉛筆画)

前回アップしたレインボーペーパーを削るために描いた 郎女(いらつめ)の絵。 川本喜八郎の人形アニメーション『死者の書』は 飛鳥時代に24歳で非業の死を遂げた大津皇子の亡霊と 郎女(いらつめ)の不思議な物語で、 折口信夫の小説を元に制作されました。

読書感想『ひきこもりの真実』(林恭子)

[内容] 全国で「ひきこもり女子会」を主催する著者が、女性の引きこもりの実態と自身 の引きこもり体験を綴っている。副題『就労より自立より大切なこと』 [感想] 著者は高2で不登校になり、30代まで断続的に引きこもり生活を続けていたが、 2012年から…