ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

お金

顔色一つ変えずにお金をごまかした女性

今はどこのお店も、お金の計算はレジが自動でやってくれるので、昔のように お釣りを間違えるなんてことは滅多に無くなった。 しかしレジを使わない業種の場合は、たまにトラブルが起きる事がある。 15年程前スポーツ施設の会員になり、1年分の会費を支払っ…

ボランティア活動と経済的自立、どちらを優先するか。 

ボランティア活動は昔より身近になったと言われるが、それでも日本は 他の先進国に比べて、ボランティアに参加する人が少ないという。 一口にボランティアと言っても様々な種類があり、例えば趣味の演芸を 披露するのは、提供する側にとっても楽しいイベント…

経済的に困窮する母子家庭  

中学の同級生に、明るい性格だが少しオキャンな感じの女の子がいた。 20代前半の時、その子が突然生命保険の勧誘で実家に来たので驚いた。 以前見かけた時は少し派手な印象だったが、いま目の前にいる彼女は、 シミのついたスカートに背中には赤ん坊。 私は…

養育費の法律が改正された

以前近所のアパートに住んでいた、息子さんと2人暮らしの女性。 彼女は子供が小さい時に離婚したのだが、中学生の息子が父親を美化して 母親を下げることばかり言うようになり「別れたダンナは養育費も払わず、 私がずっとミシン (縫製の仕事)やって1人で…

老後のお金と老齢年金について思うこと

10年ほど前のある夏の日、知人(Bさん・50代)の家に行く途中の山道で 道に迷い、初めてカモシカに遭遇して驚くやら嬉しいやら。 程なくして無事Bさんの家に着いたのだが、お隣とは50m以上離れた 山中の古い家で、熊の足跡も見たことがあると言われて目が点に…

親子リレー住宅ローン

昔20代後半の知人が、舅から「将来お前達も住むことになるのだから。」と 親子ローンを組まされ、夫が親の言いなりだと嘆いていたことがあった。 彼らは転勤族だったので結局故郷には住まず、後年都会に自分達の家を建てた。 親子ローンを利用している人の多…

お金を貸すことの善し悪し 

結婚した当初に一度だけ、親にお金を借りたことがある。毎月少しずつ返済 していたのだが、その1年後遠路はるばる家族で遊びに来てくれた母から 「お金はもういいから、毎月少しでも貯金しなさい。」と言われた。 母は娘の思ったより質素な生活に驚き、可哀…

証券マンの本音 

2005年の、みずほ証券「ジェイコム株」大量誤発注事件の時は、東証も誤発注 を取り消せなかったということで裁判沙汰にまでなり、株とは全く縁の無い私で も、その成り行きには目を見張った。 儲けを得た他の証券会社は「過失につけ込む火事場泥棒」と非難さ…

人道支援を行う国際NGOへの寄付

知人達と(ささやかな)寄付の話になった時、自分は何処にも寄付をしたこと がないと言った人がいた。それはそれで構わないと思うが「外国の難民より 困ってる日本人が優先でしょ?!」と何故か喧嘩腰。 外国への寄付やボランティア活動に、否定的な考えを持つ…

住宅ローン破綻に対する備え

家だけはローンで買ったが、それ以外は車なども全て一括払いでやってきた。 お金に余裕があったからではなく、新婚時代の金欠が身にしみてて、欲しいも のがあっても我慢し、貯えてから買うようにしてきた結果だ。 「借金も資産」「借金出来るのは甲斐性」「…

ケチの理由

以前、知人から聞いた話だ。 知人の親戚は、夫の定年退職後に家を大幅にリフォームしたのだが、 数か月後「退職金だけじゃ足りなくて、その分は貯金で賄ったのに、ダンナが 勝手に〇百万円もする買い物をしてきた。」と、こぼしたそうだ。 「支払いは頼んだ…

退職金は配偶者にも権利があるというけれど

10年ほど前に知人から聞いた話だ。 彼女の舅姑は、離婚しないのが不思議なくらい、夫婦仲が悪かった。 その舅が定年退職した時、家族の前で「退職金は長年働いてきた俺のもの。 生活費はずっと女房に渡してきたし、これからも年金で生活できる筈だ。」と 宣…

熱心だった知人達も、マルチ商法から脱会した。

知人たちが同時期にマルチ商法を始め、誘われて何度か彼女たちの家での 商品説明会に出席した。その内の1つの会員となり、洗剤を買うなど1年 ほどお付き合いしたが、勧誘活動には加わらなかった。 説明会は、主催者や扱う商品が違っても、皆驚くほど言うこと…

寸借詐欺は結構多いらしい。

20歳を少し過ぎた頃のこと。 商店街を1人で歩いていたら、見知らぬ老人(男)に声を掛けられた。 「財布を落として帰れなくて困ってる。千円でいいので貸してくれませんか。」 薄汚れた身なりに哀れっぽい顔、目には涙を浮かべている。 私はすっかり同情して、…

夜逃げや 自己破産をされて泣く人は意外と多い 。

小3の時、向かいのアパートに住んでいた大工さんの一家が夜逃げした。 夜逃げする数か月前に、おばさんには4人目の子供が産まれていたのだが、 ある日何故かポロポロと涙を流しながら乳を飲ませていた。 あとで母から、赤ちゃんは夜逃げの前に養子に出された…

夫(妻)に、家計を任せきりにするリスク。

以前30~40代の夫婦を対象にしたアンケートで、夫が家計を管理している 家庭の方が貯蓄額が高いという結果が出ていた。 しかし私の周りでは、これに当てはまらない人が多い。 又聞きも合わせて十人にも満たないが、彼らの共通点は、金融商品の売買で 多額の損…