ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

読書感想『刑務所のタブー』(窪田順生 他)

[内容] 元受刑者・検事・刑務官・教誨師などによって、犯罪及び刑務所の実態が語ら れている。 [感想] 記事の殆どが受刑者の顔写真付きで、有名事件ばかりを扱っている。下記は その一部で、どれも興味深い内容だった。 ◎新潟少女9年2カ月監禁事件 (佐藤…

妹が見た亡き兄の夢 

眠っている時に見る夢は、全て脳科学で解明できると断言する人達がいる。 しかし夢にまつわる不思議な話は世界中にあり、私も稀にだが、 どう考えて も“無意識の脳による作り話”とは思えない夢を見ることがある。 今日は、妹が見たそんな夢の話を書こうと思…

赤いランドセル(色鉛筆画)

今時のランドセルは色とりどりで楽しいですね。 この地に引っ越して初めての入学式でのこと。 私以外のお母さんは全員黒の礼服姿で、九州の学校 との違いにビックリ!べつに恥ずかしくはなかったけど、 チラチラ見られて落ち着かなかったです^^;。 ※今はお母…

読書感想『映画を早送りで観る人たち』(稲田豊史) 

[内容] 主にZ世代の若者へのインタビューを通して、彼らが映画や映像を早送りで観 る理由と、その背景を様々な角度から考察。 [感想] 若者の多くは、映像の倍速視聴・10秒飛ばしが習慣化しており、ネタバレ・レ ビューを読んでから観る人も多い。その理…

まだ自分のお墓を用意できていない 

以前趣味仲間5~6人と、ドライブがてら作品の展示会に行った帰りのこと。 いつもなら喫茶店に入って皆でお喋りを楽しむところだが、展示会場の近く に住むSさんが、彼女の自宅に誘ってくれた。 長いアプローチの先に建つその家は100坪を超える大きさで、広い…

ガラス花瓶の花(色鉛筆画)

A5サイズの絵をA4に拡大コピーしてみました。 縮小コピーは何回か経験していたけど、拡大は初めてで 予想以上に塗りムラやアラがハッキリ見えてアリャ~^^;。 これは、それを色鉛筆で少し補正したものです。

読書感想『暴政:20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』     (ティモシー・スナイダー)

[内容] 世界大戦前後に台頭した独裁政治国家の歴史に学び、政治の暴走をどのように 阻止すべきかを解説。 [感想] 著者はイエール大学の教授で歴史家。本書はトランプ氏の大統領就任に危機感 を抱いて緊急に出版されたものだそう。 ナチス・ドイツとソビ…

やり過ぎの社宅ママトラブル

周りの人に相談するというやり方で、誰かを攻撃する人がいる。 昔、社宅の同じ班のAさんと、家の前で互いの子供(幼児)を遊ばせながら 立ち話をしていた時のこと。彼女が突然涙ぐんで俯いた。 驚いて訳を聞いたら「Kさん (近所の奥さん)が会社の社宅担当者…

木目込みのお雛様(色鉛筆画)

木目込み人形作りが趣味の知人女性。 一人娘が結婚する時に、嫁入り道具として お雛様を一式作って持たせたと言っていました。 素敵ですよね(^^)。

『子どもの貧困連鎖』(保坂渉、池谷孝司)

[内容] 日本の子供の6人に1人が、相対的貧困状態にあるという。本書はその実態を 調査・分析したノンフィクション。 [感想] 極貧家庭の子供は人生のスタート時点で、既に可能性の門戸を閉ざされている ことが多いと言われる。本書に登場する多くの事例と…

顔色一つ変えずにお金をごまかした女性

今はどこのお店も、お金の計算はレジが自動でやってくれるので、昔のように お釣りを間違えるなんてことは滅多に無くなった。 しかしレジを使わない業種の場合は、たまにトラブルが起きる事がある。 15年程前スポーツ施設の会員になり、1年分の会費を支払っ…

キセルをくゆらす人(鉛筆画)

私が小学生の時、 祖父がキセルに葉を詰めて火を点け、 ふかし終わって燃えカスを落とすところまで ジーッと見つめていたことがあります。 何がそんなに面白かったんでしょうね(笑)。

読書感想『告発・現代の人身売買』(デイヴィッド・バットストーン)

[内容] 世界中に存在する、強制労働に従事させられている人々の実態に迫るルポ。 副題『奴隷にされる女性と子ども』 [感想] この地球上で最悪の労働形態に囚われている人は、数千万人にも上るという。 本書で扱うのは主に「性産業」「債務労働者」「子供…

教育熱心と教育虐待の違い 

今から5年前(2018年)、母親から医学部受験を強制された女性が、9年も 浪人した果てに母親を殺して遺体を損壊遺棄するという事件があった。 先日この事件を扱った『母という呪縛 娘という牢獄』という本が出版され、 その紹介文を読みながら改めて教育虐待…

バラの花 (色鉛筆画)

庭にミニ薔薇を何本か植えています。 でも手入れが下手で、 今やミニ薔薇というよりはヒョロ薔薇。 それでも毎年花を咲かせてくれるので、 「有難う、可愛いね。」と愛でています(^^)。

読書感想『日本を捨てた男たち』(水谷竹秀)

[内容] フィリピンで、ホームレス同然となって生きる男性達のルポルタージュ。 副題『フィリピンに生きる「困窮邦人」』開高健ノンフィクション賞受賞 [感想] 本書に登場するのは、日本のパブで働いていた女性をフィリピンまで追いか けていった人、暴力…

転入した日の夕方迄に引っ越し荷物を片付け終える

長男が生まれてから今迄、6回引っ越しをしている。 転勤による2回目の引っ越しが決まったのは、北海道で次男を里帰り出産 した直後で、引っ越し予定日は2か月後だと言われた。 やむを得ず産褥期(さんじょくき)を終える前に九州に戻ったのだが、幼い 子供2…

クジャクを描いてみた(色鉛筆画)

オスが羽を広げるのはメスへの求愛行動。 しかしこれが人や他の動物に向けられた場合は、 自分の縄張りを主張しているのだとか。 クジャクが自分に向かって羽を広げた時は、 好意を示しているわけでは無いので 勘違いしないようにということです(笑)。

読書感想『癌にかかった医者の選択』(竹中文良)

[内容] 末期癌にかかった人達の最後の選択と、癌患者及び彼らを看取った人達の 心情が綴られている。副題『残りのいのちは自分で決める』 [感想] 人生の最後の時、殆どの人が病院のお世話になる。その時は主治医に全幅の 信頼を置きながらも、患者として…

アクシデントで知る上司の器

最近、ネット俗語に親ガチャならぬ“上司ガチャ”という言葉があることを知 った。アンケートによると約6割の人が、ハズレ上司にあたったことがあると 答えていて、内訳を見ると「高圧的」「仕事が出来ない」が圧倒的に多い。 私が実家から会社に通っていた21…

虹の橋までフォローミー(色鉛筆画)

「死んだペットは虹の橋のたもとで飼い主を待っている」 この言葉は今から40年程前に作られた作者不詳の詩が基 になっており、徐々に世界中に広がったそうです。

読書感想『雇用身分社会』(森岡孝二)

[内容] 以前とは様変わりした日本の雇用形態と、その原因、解決策を考察。 [感想] 「気がつけば日本は雇用身分社会」…これは本当にその通りだと思う。今は コロナ禍も加わって更に修復は難しそうだ。 明治~昭和初期の女工達は、工場主と募集人の契約関…

お迎え現象をどう受け止めるか    

お迎え現象とは、死期が迫った人に身近な故人が現れる現象のことで、亡く なる人の何割かがその体験を口にするという。 この現象は医学的には、“終末期せん妄”の一つで脳の酸欠による幻覚だと言 われており、患者に混乱や怯えがあるのが特徴だとか。 しかし…

錦鯉(色鉛筆画)

近所に小さな人工池があり、以前はそこで10匹ほどの鯉(黒色)が飼 われていました。 池の縁に立つと餌を貰えると思って寄って来るのが可愛かったけど、 ある日1匹残らず池と繋がる小川へ流出(逃亡?)。 小川で悠々と泳ぐ姿に、餌やりさんは驚きながらも「仕…

読書感想『進化論の最前線』(池田清彦)

[内容] ダーウィンからiPS細胞まで、進化論の歴史と矛盾点、及び生物学の最先端 を解説。 [感想] 最近の進化論は、私達が昔学校で習った内容とは大きく変化している。 本書では進化論の様々な仮説とその歴史が紹介されているが、進化は突然変異 や自然選…

睡眠の質の悪さをどうするか

高齢者の多くは夜中に何回か目を覚まし、それでいて早起きだ。昼寝やうた た寝が習慣になっている人も多い。私も今同じ状態で、キッカケは一昨年の 背骨の圧迫骨折だった。(圧迫骨折はこれで3回目) 骨折の原因は回転性めまいによる転倒で、その時に両膝を強…

雪の上のうさぎ(色鉛筆画)

明けまして おめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

読書感想〈漫画〉『五色の船』『式の前日』

★『五色の船』(近藤ようこ) [内容] 自分自身を見世物として生きる、血の繋がらない異形の家族の不思議な物語。 “文化庁メディア芸術祭・漫画部門大賞”を受賞。 [感想] 病気や生まれながらの障害などで、本当の家族とは暮らせなかった5人。 互いを信頼…

ウシガエルの思い出と、田舎暮らしへの憧れ。

次男が小1の時のこと。隣の家の前で立ち話をしていた奥さん達のすごい 悲鳴が聞こえ、私はすぐに玄関から外に飛び出した。 そこで私の目に飛び込んできたのは、大きなウシガエルの両脇を抱えて、満面 の笑みで歩いてくる次男の姿だった。 ダランと足を伸ばし…

アナと雪の女王に変身

コスプレイベントの報道を、いつも楽しく眺めています。 子供達は何を着ても可愛いけど、大人の場合はたまにイタい人も…^^;。