ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

読書感想『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン)

[内容] スマホによって若者たちが蝕まれている現状と、その原因・対処法を解説。 [感想] 著者はスウェーデンの精神科医で、本書は世界的ベストセラーとなった。 人間の脳は、狩猟採集民として生きた大昔のまま変わっていない。そのため 急激に普及したSN…

非常時にどこまで他者を気遣えるか

先の大戦の時のこと。外出先で空襲に遭った私の母が、周りの人達と一緒に 防空壕に逃げ込んだら、先に中に入っていた中年女性から「ここはあんたの 場所じゃないから出なさい!」と追い出されそうになったという。 (防空壕は場所によって、入る人が決められ…

コスモス(色鉛筆画)

秋桜(あきざくら)がコスモスと読まれるようになったのは、 さだまさしが山口百恵に作った曲のタイトル「秋桜」を 「コスモス」と読ませたのが始まりだそうです。

読書感想『瓦礫の中から言葉を』(辺見庸)

[内容] 3.11大震災と原発事故を中心に、災害時のメディアの在り方などを考察。 副題『わたしの<死者>へ』 [感想] 著者は宮城県石巻市の出身で、この本を書いた時はウツを患っていたという。 そのせいかは分からないが、以前読んだ著者の「もの食う人々」と…

子供のトラブルで謝罪した後のギクシャク 

たまに子供のトラブルがキッカケで、親同士がギクシャクしたり子供のいじ めが始まったなどという話を聞く。 10年ほど前、知人の小学生になる息子さんがふざけて同級生の手に怪我をさ せてしまった。「幸い骨折には至りませんでしたが…。」という学校からの…

目指すは黒帯!(色鉛筆画)

19歳の時、同僚に誘われて柔道教室に通い始めました。 半年後父に「初段は取りたいなあ。」と言ったところ、 渋い顔で「やめなきゃ勘当する」と言われてビックリ! 当時は洋裁教室と華道教室にも通っていたのだけど、 父は私がこのままでは縁遠くなると心配…

読書感想『世直しトークあれこれ』(美輪明宏)

[内容] スポーツ新聞のコラムをまとめたもので、世の中の出来事について幅広く語 られている。 [感想] 著者は歌手・舞台俳優で、著書も多数。 ここに改めて書く必要がないほど、一般的にはその華やかな出で立ちと、 同性愛者・霊能者としての印象の方が…

銀歯の中が次々と虫歯に

長男が幼稚園の時に集団歯科検診があり、市の『母と子の歯のコンクール』 で5位に入賞した。優勝できなかったのは私のせいで、実はこの時私の奥歯 には、銀の詰め物治療(2本)が施されていた。 その後も私の歯は何年かおきに虫歯になるのだが、キッカケはいつ…

熱々の焼き芋(色鉛筆画)

家の近所に焼き芋屋さんがまわって来た時のこと。 「お~い~も~、い~し~焼き芋~、 早くしないと 行っちゃうよ~。」 財布片手に軽トラを追いかけたけど、私に気付かず 本当に行っちゃいました (笑)。

読書感想『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(岸田奈美)

[内容] ダウン症の弟と車椅子ユーザーの母親、そして今は亡き父親との絆を大切に しながら、自分の夢に邁進し続ける女性のエッセイ。 [感想] 若い身には辛かろうと思うような出来事も、著者の行動力とユーモアのある 文章で、時々涙しながらも最後まで楽…