ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

失踪する人々 (岡崎 昂裕) 宝島社新書

[内容] 著者が興信所に勤めていた時の、家出人捜索の様子が綴られている。 [感想] 失踪の背景と家族のことなど、文章の上手さもあって引き込まれるように読 んだ。著者は本書でライターデビューをしている。 ・新婚の妻のことで悩んでいた、親と同居の3…

すごい偶然

以前、ある会の会員になった時のことだ。50歳を過ぎていたが、新人として 会報に何か書いて下さいと言われ、早めに原稿を渡しておいた。 その2カ月後、担当の女性(Dさん)が未完の会報を持って来たのだが、見ると 私の原稿の一部が、Dさんをそれとなく褒める…

木製のピエロとガラスのブドウ <絵>

少し大きめのスケッチブックに描いたものを、 デジカメで撮って印刷してみました。 他の絵と一緒にA4ファイルに保存する為だったのですが、 でも、うちのプリンターでは色合いが変わり過ぎ(泣)。 これは、その印刷した絵に色鉛筆で手を加えたものです。

亡き猫の輝くように美しい姿

ぺぺ(♀)は車道の端に捨てられていた猫で、まだ生後2か月だった。 その数か月前に我が家に貰われてきた黒猫のナナ(♀6カ月)とは、すぐに 仲良しになり、私はこの2匹がケンカするのを一度も見たことが無い。 ペペは14歳の時に腫瘍が出来、ナナより5年も早く死ん…

猿の惑星:創世記(ジェネシス)  (主演)ジェームズ・フランコ

[内容] 偶然高い知能を得た猿達の、人類からの解放を願った闘いのドラマ (2011年 製作国 アメリカ) 映画賞受賞 [感想] アルツハイマー治療の新薬を投与された実験用の猿が、ゲームで人間より 高い成績を出した。ところがこの猿は、鎮静剤を打とうとした…

誰も居ない筈の廊下からの足音

すずは近所をうろついてた猫(♀)で、ノラには見えず避妊手術痕もあった。 新聞に迷子広告を出したがどこからも連絡が無く、結局うちの子になったが、 死ぬ迄私に甘えることは無く、他の猫とも静かに距離を置いていた。 ある冬の夜、私と他の猫達が居る2階の部…

お父さんの日記 (河相 我聞) 宝島社

[内容] 俳優の河相我聞と息子達の日常を綴った人気ブログが、書籍化されたもの。 [感想] 本書は、母親の古い家(10坪)のリフォームに始まり、他にも枠にとらわれない 面白い話が色々書かれている。著者は苦労も多く、同じ女性と2度の離婚も経験。 母親を…

人間の世界とは別の生きもの

昔から魑魅魍魎(ちみもうりょう)と呼ばれる妖怪の話があるが、彼らはあ くまでも空想の世界の住人だ。だが山河には本当に、人智の及ばない領域が 在るようだ。 これも50代の時のことで、時間にしたら数十秒のことだと思うが、私には忘 れられない出来事の一…

グラスデコで描いた天使

先週この絵が、手紙と一緒に郵便受けに入ってました。 孫娘からのプレゼントです。Мちゃん、有難う~♪ 我家の壁には、孫たちの絵が沢山飾られています(^^)。 ちなみに自分の絵は飾りません。

飼猫に助けられた話

初代黒猫のナナ(♀)が、19歳で病死する2か月前のことだ。 ナナは腎臓が悪く、薬を飲みながら毎週点滴に通っていたが、すっかりやせ細 って一日の大半を眠って過ごしていた。 いつもは息子と寝るナナが、その日は珍しく私と一緒に布団の中で寝ていた。 私が寝…

忘れられない人 (主演) クリスチャン・スレーター

[内容] 純粋で孤独な青年と男運の悪い心優しい女性の、一途ではかない恋の物語。 (1993年 製作国 アメリカ) [感想] 定番の純愛ストーリーだが、心に沁みる良作で、2人の主人公も魅力的だ。 孤児院育ちのアダムは、生まれながら心臓を患っていた。 大人に…

亡き母のお陰で大手を振って帰省

父は私が32歳の時に癌で亡くなり、心臓を患っていた母も、葬儀では気丈 に振舞っていたが、その二週間後に死去。立て続けの葬式となった。 その後、身内の葬式や結婚式などで数回帰省したが、それ以降は、北海道に住 む姉妹には「きっと近いうちに遊びに行く…

ルワンダ大虐殺  (レヴェリアン・ルラングァ) 晋遊舎

[内容] フツ族によるツチ族の大虐殺で、地獄を体験させられた男性の手記。 副題は『世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』 [感想] 1994年のルワンダの人口は、フツ族85%ツチ族14%で、たった4か月の間に 80万人のツチ族が殺された。 著者はこの時15歳…

得体の知れないモヤのようなもの

先日『イタコの悪口を言ったら』を書いたが、これもその日のことだ。 私とBさんは、テーブルを間に向かい合って椅子に座っていた。 彼の3mほど後ろには大きな窓があり、明るい陽射しが差し込んでいた。 その時突然、窓際の天井左側から薄いモヤのようなもの…

イルカの家族 <絵>

YouTubeで見たおっぱいを飲むイルカの子、 とても可愛かったです。 近くで浮いてるのは、巨大化したクリオネです(笑)。

神棚の魂入れ

古い家屋のお祓いを頼んだBさんに、自宅にも来ていただいた。 玄関に入ってすぐ、Bさんが「この家は犬猫に守られてるなあ。」と呟いた。 それについては何の説明も無く、そのまま居間で向かい合って座ったのだが、 目を閉じた彼が、30秒程過ぎたところで「お…

わが谷は緑なりき (主演) ロディ・マクドウォール

[内容] イギリスの炭鉱町での、家族との暮らしを回想したヒューマンドラマ。 (1941年 製作国 アメリカ)映画賞受賞 [感想] 19世紀末のウェールズの炭鉱町。男達は仲間意識が強く、寄ると合唱が始まる そんな活気にあふれた町だった。 モーガン家の父親…

イタコの悪口を言ったら

これも50代の時の話だ。(印象深い出来事は何故か50代に多い。)知人と一緒に行った博物館に、イタコに関する記録があり、私はそれを見て「イタコには偽物も結構いたみたいよ。」と言った。 その2日後の夜、夢を見た。50畳はありそうな大広間の畳の上で、10人…

ベテラン弁護士の「争わない生き方」が道を拓く

[内容] ベテランの弁護士が、人としてどう生きるべきかを実例を交えて語っている。 (西中 務) ぱる出版 [感想] 著者は10年間「命の電話」のボランティアをしており、その他にも大阪PHP 友の会の会長など、様々な社会貢献をしてきている。 「幸せになる為…

よく どうでもいい事が起きていた時のこと

50代の一時期、時々変なことが起きていた。例えば、 ◎ムク(犬)が水を飲む音が聞こえたので見たら、そこには誰もいない。 「あれ?」と思っていたら、ムクがやって来て本当に水を飲み始めた。 ◎テレビで外国映画を観ている時、子役の俳優が延々と汚い言葉で罵…

月夜のシラサギ  <絵>

時々近所の家の屋根に、 一羽で立つシラサギを見かけます。 何か堂々としていて美しくて、カッコいいです。

過去に一度だけ体外離脱を経験

50代のある日、私は自分に起きてる事の意味が知りたくて「もし本当に 守護霊というものが存在するのなら、私とコンタクトをとって下さい。」と 言って体を横たえ、全身全霊で祈り続けた。 10分程経ったが何も起こらなかった為、「もしかしたら力み過ぎなのか…

あん (主演) 樹木希林

[内容] どら焼き屋の店長と元ハンセン病の老女、常連客の女学生が織りなす物語。 (2015年 製作国 日本) 映画賞受賞 [感想] 一昨年亡くなった樹木希林の最後の主演作。 どら焼き屋の雇われ店長千太郎は、訳ありのどことなく疲れた雰囲気の男だ。 ある日、こ…

亡き母に名前を呼ばれて

今から30年ほど前、夫が1年間単身赴任をしていた時のことだ。 私は、Xさん(エックスさん。年配女性)のキツい性格に悩まされるようになり、 ノイローゼに近い状態になってしまった。 当時は専業主婦で、子供達を学校に送り出して1人になると、頭の中でXさ …

友がみな我よりえらく見える日は (上原隆) 幻冬舎

[内容] 不幸を抱えてしまった普通の人達への、インタビューをまとめたもの。 [感想] 本の題名は、石川啄木のあの有名な歌から引用。 登場する人物は、興味を持ってこちらからお願いした人、手紙やメールで 連絡をくれた人など様々で、著者が彼らの家など…

大きな墓地の真ん中で暮らすお坊さん

実家のお墓は海に面した小山にあり、片面に300基以上の墓石が並んでいる。 そこは昔からの墓地で、くすんだ白木の墓標もチラホラ見られた。 その墓地の真ん中に、お寺のお堂と住職一家の住まいが建っていた。 中学生の私が、母と2人でお墓参りに行った時のこ…

あのブドウは酸っぱいに違いない <絵>

キツネさん、 足元に一つ置いたので味見して下さい。 あのブドウは本当に酸っぱいです。

金縛りの時に見えたり聞こえたりするもの

最近は全く無いが、50代の頃は年に数回程度金縛りが起きていた。 その時は大抵 人が雑談してるような話し声が聞こえ、殆どが日本語だが、 アラブ系の国の、屋台が並ぶ路地を見下ろしていて、そこを行き交う人達の ガヤガヤ声が聞こえたなんてこともある。 だ…

ダンス・ウィズ・ウルブズ (主演) ケビン・コスナー

[内容] 南北戦争の北軍中尉と、赴任先の先住インディアンの交流と別れの物語。 (1990年 製作国 アメリカ) 映画賞受賞。 [感想] 戦いで片足に大怪我をした北軍の中尉ジョン・ダンバーは、足を切断されると 思い込み、死を覚悟して「俺を撃て」とばかりに…