以前、ある会の会員になった時のことだ。50歳を過ぎていたが、新人として
会報に何か書いて下さいと言われ、早めに原稿を渡しておいた。
その2カ月後、担当の女性(Dさん)が未完の会報を持って来たのだが、見ると
私の原稿の一部が、Dさんをそれとなく褒める内容に変わっていた。
古株の方に相談したら、いつもの事なのか「任せとけばいいんですよ。」と笑顔
で言う。いやいや、名前入りで載るものを無断で書き換えられたら、プロじゃ
なくとも普通怒るでしょ。褒めようにも、私はDさんのことは何も知らないし。
これくらいのことで…とも思ったが、一事が万事の可能性もある。でも簡単には
辞めたくない。こんな風に、1か月後の集まりの前夜は考え込んでしまって、
なかなか寝つけなかった。
当日は、辞めることも視野に入れて出席した。しかし青い顔をしたDさんから
「10年以上やってて、こんなことは初めて。」と、思いがけない報告が。
何と、昨夜パソコンの操作を誤り、会報の中身が全て消えてしまったという。
結局翌週迄に各々が、自分の原稿をフロッピーに入れてくる事になり、私は自分
の原稿のコピーを見ながら殆どを元に戻した。(彼女は何か言いたそうだったが)
会にはその後3年間通い、Dさんにとっても良い結果になったと思っている。
偶然かも知れない。しかし以前にも、思いつめた時に“凄い偶然”に助けられた
ことがあり、私は感謝している。ちなみに“怒り”で凄い偶然が起きた事は無い。
※色々書いてきたが、私の不思議体験談はこれで区切りをつけようと思う。
この1カ月、休み無しでブログを書いて一番感じたことは「仕事を持ち、家庭
のこともしながら、(毎日でなくとも)ブログを続けてる人は凄い。」…でした^^;。