ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

体感には個人差があるので気を付けたい

子供達がまだ学齢期の時、知人から苦味の感度が分かるという小さな試験紙を もらい、家族全員で試したことがある。 紙をゆっくり舐めるだけなのだが、私はきつい苦みを感じ、対して (元)夫は全 く苦味を感じず、子供達もバラバラだった。 味覚感度には遺伝子…

海辺の花火大会 (色鉛筆画) 

各地数年ぶりの花火大会で賑わっていますね。 中学生の時、夏休み前に隣の席の男子が、 「 俺んちの父親花火屋だから、 花火大会は一年に一度の稼ぎ時なんだ。」と 笑顔で話していたのを思い出しました。

読書感想〈漫画〉『星守る犬』                〈写真集〉『人形‐この命あるもの』

★『星守る犬』(村上たかし) [内容] 車上生活をしながら、故郷に向かってひたすら車を走らせる男性と、飼犬ハッピー の物語。全2巻の大ヒット作。西田敏行の主演で映画化されている。 [感想] 林道脇の放置車両から、死後1年の男性と死後3カ月の犬の白骨体…

天罰って本当にあるの?

私が中学生の時のこと。知人(Cさん)の葬儀から帰宅した父が、母に「Cさんが、 『俺が死んだらDのところに化けて出てやる。』って言ってたそうだ‐(略)‐Dさ んはこの間から寝込んでるらしく、バチが云々…。」と話していた。 詳細は分からないが、どうやらDさん…

亀の子たわし(色鉛筆画) 

「亀の子束子は、明治40年に誕生。 亀の形に似ていることから、この名前が付けられた。 現在は何か国にも輸出されていて、 2013年にはロングライフデザイン賞を受賞している。」 毎日使っているけど…知りませんでした^^;。

(読書感想)『ウクライナ戦争と米中対立』峯村健司

[内容] 著者と5人の有識者による対談集で、ロシアのウクライナ侵攻と中国による 台湾有事を中心に解説。 『副題』帝国主義に逆襲される世界 [感想] 著者はジャーナリストで、青山学院大学客員教授、日本防衛学会会員。 専門家達による情報と未来予測を読…

患者が病院を変える時 

長男が幼少時のこと。 ある日、長男の白目にゴマ粒のような黒い点があることに気付いた。 その“点”は目玉をキョロキョロさせても移動することは無く、痛がる様子も 無い。すぐに眼科に連れて行ったところ「内臓から来てる症状ですね。」と言わ れ暫く通うこ…

「小犬と造花のインテリアポット」(色鉛筆画)

これも終活の一環で処分する予定だったけど、 その前にと綺麗に洗って画用紙に描いていたら、 (例によって)愛着が湧いてきて、 捨てられなくなってしまいました(笑)。

(読書感想)『障害児3兄弟と父さんと母さんの幸せな20年』  佐々木志穂美

[内容] 障害を持って生まれた息子達の成長と、葛藤の日々を綴ったエッセイ。 [感想] 冒頭に、父親から1歳の長男に宛てた8頁にわたる手紙がある。そこからは 子供が当たり前に持つ機能と可能性を、医者から一つ一つ否定されていった時 のショックがヒシ…

野次馬の心理

私が30代の時のこと。日曜の午後に救急車のサイレンが鳴り響き、驚いて家の 外に飛び出した。真っ先に頭に浮かんだのは、近所の子供の交通事故だった。 しかし救急車は3軒隣の家の前で止まり、少ししてご主人が担架で運ばれて出て きた。休日だったこともあ…

「イカ耳猫」(パステル画)

パステルをパウダー状にして、ティッシュと綿棒で 描きました。(目のふちやヒゲなど、一部ペンを使用) 完成までにかかった時間は、 多分色鉛筆で描いた場合の5分の1くらい。 この方法で、他の生き物にもトライしてみようと 思っています。

読書感想 『ある明治人の記録』 (石光真人編著)

[内容] 明治維新の時に会津藩士たちが受けた、想像を絶する辛苦が綴られている。 副題は『会津人柴五郎の遺書』 [感想] 柴五郎は1859年に会津藩士の5男として生まれ、逆境の中大変な努力を重ねて 陸軍大将にまでなった人物(87歳没)。 本書は第一部『柴五郎の…

性善説・性悪説・サイコパス

昔々、中国で唱えられた「性善説」(孟子)と「性悪説」(荀子)。 どちらも“より良い人間になる為の努力が重要である”と説いているそうだが、 人々は道徳論よりも、「人間の本質は善か、それとも悪か」の方に強く関心を 持ち、古くからあちこちで論争が繰り広げ…

木の皮で作られたリスの置物(色鉛筆画)

お久しぶりです。 内科の先生に勧められて、朝の散歩を始めました。 脳と筋肉は何歳になっても鍛えられるとか。 ムク(犬)との散歩コースだった小川沿いの桜並木を歩いて、 小さな氏神神社に手を合わせてから帰ります。 散歩は気持ちが良いので、続けたいと思…

朝顔 (色鉛筆画)

私がいつも使っている色鉛筆は、ステッドラーの 「水彩色鉛筆カラトアクェレル48色」です。 色を塗る時、最初は殆ど力を入れずに縦横斜めに 平塗りをして、それをカット綿や綿棒でぼかしてから、 描き込んだり消しゴムで調整したり。 部分的にパステルやカラ…

読書感想『世界史を変えたパンデミック』(小長谷正明)

[内容] 歴史的なパンデミックの実態と終息迄の経緯、及び解決に尽力した人々の話。 [感想] 著者は医学博士。 人類は原始から疫病との戦いを繰り返してきた。そのおびただしい犠牲者の数 を見ると、著者が言うように、今回の新型コロナウィルスの悪性度は…

乗り物酔いは行動範囲を狭める

若い時に一度だけ、セスナ機に乗ったことがある。 当時勤めていた会社が航空写真の撮影を外注し、助手という名目で他に2人 同乗させてもらえることになったのだが、楽しかったのは最初の5分だけ。 後はずっと吐き気を我慢して座席にもたれていた^^;。 私は子…

イグアナの置物(色鉛筆画)

最近又、終活の一環として小物の整理を始めました。 縫いぐるみなどは他のゴミとは混ぜずに一まとめにして、 (妹を見習って)「有難う」と塩を振ってから処分。 ちなみにこのイグアナはお気に入りなので、 処分するかどうかは同居の3男に任せて、 最後迄置い…

読書感想『すべては導かれている』田坂広志

[内容] 人の心の奥底にある叡智を引き出すための考え方と実践方法を、著者の体験を 基に解説。副題『逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟』 [感想] 著者は多摩大学大学院名誉教授。経営学者。 以下に、副題にある“五つの覚悟”と本書の主題をまとめてみた。…

祖父には妾がいた

私が中学生の時、同居の祖父(72歳)が亡くなった。 父が葬儀の時にポツリ「酷い父親だったな~。」と呟いたという。 祖父は若い時北海道に職を得、妻と3人の子を残して単身で青森を出た。 その後音信が途絶えたため、心配した祖母はまだ赤ん坊だった息子(私…

ガラス絵具で描いた水鳥の親子

孫のSiがまだ小さかった時、猛禽類をこんな風に 描いていたのを思い出して真似てみました。 高校生になった今は、仮面ライダーをモチーフにし た色鉛筆画が多く、たまにそれを見せてもらうのを 楽しみにしています(^^)。

読書感想『黙って行かせて』(ヘルガ・シュナイダー)

[内容] アウシュビッツの看守だった母親と30年ぶりに再会した娘が、母親の本音を 聞いた時の思いを綴ったノンフィクション。 [感想] 1941年第二次世界大戦中、ヘルガの母親はナチスにのめりこみ、夫と幼い子供 2人を捨ててアウシュビッツの看守となった…

貧乏舌

“貧乏舌”の意味を調べると「何を食べても美味しいと感じる人」とある。 これは誉め言葉ではなく、「味覚が鈍感で高級料理の良さが分からず、安物で 満足できる人。」という意味らしい。そのためか世間では、好き嫌い無く何で も喜んで食べる人のことを、少し…

ガラス細工の龍 (色鉛筆画)

以前描くのに失敗した、龍の置物に再挑戦してみました。 今回はまず龍の形を描き、 その中を鉛筆で黒く塗りつぶしてから、 消しゴムで消しながらパステル色鉛筆で調整。 ちなみに一番難儀したのは、少し置き場所がズレただけで、 ガラスに映る光の加減が変わ…

読書感想 『内モンゴル紛争』(楊海英)

[内容] 中国によるモンゴル弾圧・紛争・言語同化政策は、どのようにして起きたの かを、民族地政学の視点から解説。 副題は『危機の民族地政学』 [感想] 著者は内モンゴル出身で、現在は静岡大学教授。 中国によるモンゴル弾圧は、新疆ウイグルやチベッ…

子供達への間違ったスポーツ指導

学校でうさぎ飛びをさせることが殆ど無くなったのは、ある中学校で野球部員 に罰として長時間うさぎ飛びをさせ、10数名もの生徒が肉離れや膝の疲労骨折 を起こした事も大きく影響しているとか。 昔は部活でのうさぎ飛びは当たり前、どんなに暑くても水分の補…

孫の手作りクッキー(色鉛筆画)

孫娘が猫型(ヤムチャ)のクッキーと マーブルケーキを作ってきてくれました。 嬉しかったので冷凍して時々眺め、 絵に残してから美味しく頂きました。 Sちゃん、有難う!(^^)。

読書感想『健康格差』(NHKスペシャル取材班)

[内容] 健康格差が生じる原因と、それを解消する為の様々な方法と国内外の取組み を紹介している。 副題は『あなたの寿命は社会が決める』 [感想] 本書はNHKで放送された番組の内容を中心に、取材を加えて執筆されたも ので、人が病気にかかる確率や寿命…

ご近所トラブルの時に引っ越せる人はまだ幸せ。

「持ち家と賃貸はどちらがいいか?」 これは昔からよく議論されているテーマで、どちらにもメリット・デメリット があるが、ライフプランにもよるので決め付けることは出来ない。 只、平均寿命が80歳を超えた今、家の生涯コストの平均は賃貸より持ち家の方 …

シャインマスカット (色鉛筆画) 

シャインマスカットは元々日本の特産物だったが、 中国に流出して産地化されてしまった。 開発者の権利を守る為に種苗法が改正されたが、 中国のパクリ問題は様々な分野で起きており、 流出に歯止めをかけるのは難しそうです。