若い時に一度だけ、セスナ機に乗ったことがある。
当時勤めていた会社が航空写真の撮影を外注し、助手という名目で他に2人
同乗させてもらえることになったのだが、楽しかったのは最初の5分だけ。
後はずっと吐き気を我慢して座席にもたれていた^^;。
私は子供の頃から乗り物酔いが酷いタチで、バス遠足や修学旅行の時はいつも
酔い止めの薬を飲み、万が一吐いた時の為の袋を抱えて青い顔でじっとしてい
ることが殆どだった。
高校生になりバス通学を続けていたら随分とマシにはなったが、大人になって
も飛行機や船などの大型の乗り物に弱いのは相変わらずで、その為遠距離の旅
行は殆ど出来なかった。しいて言えば、転勤による長距離引っ越しと、たまの
帰省が旅行代わり。
そんな生活が当たり前になっていたが、40歳の誕生日が過ぎた頃に突然体質が
変わって、全く乗り物酔いをしなくなった。
グッドタイミングで知人から、車を買い替えるので中古車を格安で買わないかと
声を掛けられ、20年間ペーパードライバーだったがそれを機に運転を再開。一気
に行動範囲が広がった。
飛行機にも酔わなくなったので海外旅行も考えたが、留守中の飼い犬猫達(特に
持病のある子)が心配で、ズルズル延ばしにしているうちに体にガタが来てしま
い、多分それはもう叶わない。
ちなみに今の私の願いは、どこか近間の山に一泊して満天の星を眺めること。
そういえば昔妹と「死んだら一緒にオーロラを見に行こう。」とおバカな約束をし
たが、憶えているだろうか(^^)。
あと、乗り物酔いは中学生ぐらいをピークに改善することが多いと言われ、今
は訓練法も色々あるようなので、悩んでいる子がいたら試してみるのが良いと
思う。