ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

顔色一つ変えずにお金をごまかした女性

今はどこのお店も、お金の計算はレジが自動でやってくれるので、昔のように

お釣りを間違えるなんてことは滅多に無くなった。

しかしレジを使わない業種の場合は、たまにトラブルが起きる事がある。

 

15年程前スポーツ施設の会員になり、1年分の会費を支払った時の事。

受付の女性(A)から、領収書を書くのに少し時間が掛かるので先に運動をして

来て下さいと言われ、ちょっと引っかかったが言われる通りにした。

 

で、ひと汗かいて受付に戻ったところ、Aは帰宅しましたと言われ、続けて

「1万円足りなかったそうです。」と言われて思わず「は?」。

 

私はちゃんと数えて渡し、Aも私の目の前で数え直していた。しかしその人は

「私も確認しましたが、確かに1万円足りませんでした。」と譲らない。

 

もし足りなかったのなら、なぜAはお金を数え直した時に言わなかったのか。

もしかしたらこの女性もグルなのか?と思ったが、多分1万円札を抜いてから

渡したのだろう。

 

ここで彼女達の上司を呼んで争うという選択肢もあったが、年払いで2万円近

く割引になっていたのと、今後1年間ギクシャクが続くことを考えたら何だか

面倒になり、(間違った対応だが)1万円を支払った。

で、帰宅後すぐに、家計簿の現金袋と財布のお金を確認したところ、やはり

1万円足りなかった。(つまり1万円多く払っていたということ)

 

本当は週に2~3回のペースで通う予定でいたが、翌日又その施設に行き、受付

のカウンターに並ぶ数人の中から敢えてAを選び、どんな対応をするか顔色を

窺い見た。しかしAは昨日のことには触れず、最後迄しれっとしていた。

 

Aの人相は、しいて言うと“奇麗でしっかりしたお母さん”タイプ。

通常なら「まさかこんな人がコソ泥を?」と自分の勘違いを疑うところだが、私

はAの見た目とのギャップに得体の知れなさを感じ、穴があくほど見つめてしま

った (笑)。

 

いずれにせよ、領収書は支払った直後にもらうもの。皆さんもどうぞ気を付けて。