家庭用冷凍ストッカーが人気だという。売り上げが伸びたキッカケはコロナ禍で
買い物の頻度が減ったことや、冷凍食品の増加が影響しているとか。
私は十数年前に料理上手の友人から勧められて買い、それ以来使い続けているが、
食材を無駄にすることが無くなり、体調が悪い時や緊急の時も慌てなくなった。
たまに冷凍保存目的に調理することもあり、同居の三男に「息子に食べさせる前
に冷凍してしまうか?」と呆れられることも(笑)。
使い始めた当初より今の方がずっと重宝していて、頻繁に買物に行けない人や高
齢者、少人数の家庭にこそお勧めしたい。
私が買ったストッカーは(当時)2万円弱で、大きい割に値段が安かった。電気料
も僅かなので有難い。
今のところ故障知らずで、昨年メーカーに電話して聞いたところ、メンテナンスの
必要は無く、もし壊れた時は修理より新品に買い替えた方が安いですよと言われた。
ストッカーのドアには前開きと上開きの2種類あり、私が選んだのは上開きタイプ。
こちらの方が沢山の食品が入り、扉を開けた時の冷気が逃げにくい。
庫内は左右に仕切られ、片側上部はバスケット型になっている。
温度はマイナス20℃で、急速冷凍と温度調節機能が付いている。
上開きタイプの難点は、工夫しないと品物が取り出しにくいこと。そのため私は
備え付きのバスケットの他に、小さいカゴや間仕切りを使って見やすくしている。
冷凍ストッカーは、食材を凍らせる機械ではなく冷凍した食品をストックする為の
もの…ということだが、私の場合冷凍食品はあまり買わないので、9割は生ものや
自分で調理したものだ。
よく聞くのが、いつ何を入れたか忘れてしまうということ。いちいち探す面倒は避
けたいので、私はミニ白板に “生もの” “作り置きのおかず” という具合に分類し
て、食品を入れる時に日付と品名を記入し、使ったら消すようにしている。
一つ失敗だったのは、霜取り機能がついていないものを買ってしまったことだ。
出来てしまった霜は、庫内の食材を全部出して電源をオフにして自然解凍するのが
一番簡単らしいのだが、私は買った時に付いていた霜取りヘラを使って、時々ガリ
ガリやっている。時間は2~3分程度なので苦にはならないが、面倒といえば面倒
かも。
霜を分厚くし過ぎたことは無いが、その場合は木製又はプラスチックのハンマーで
氷を叩くと簡単に割れるらしい。万が一やらかした時は試してみたいが、本体まで
壊してしまいそうで少し怖い気もする^^;。