ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

中学生の時キャバレーに連れて行かれた

中1の時、道を歩いていたら突然知らないおじさんから「あんた、もし

かしたら〇〇さんの娘さん?」と声を掛けられた。はいそうですと答えると、

「ワッハッハ、親父さんにそっくりだ。」と豪快に笑って去って行った。

 

同じく中学生の時のこと。父が飲み会で酔いつぶれて、夜の10時頃にキャ

バレーのホステスに送られてタクシーで帰って来た。母と2人で父を布団に

運んだ後、母から諭された。「ああいう仕事の人を軽蔑したら駄目よ。」

父は元々晩酌を欠かさない人だったが、私は初めて見る父の無様な姿に幻滅

し、その女性(50歳位)のことも睨みつけていたらしい。

 

それから数日後の夕方。父から「ちょっと出かけるぞ。」と言われ、訳も分か

らず制服に着替えてついて行った(当時は校則で外出時は必ず制服着用だった)。

着いた先は何と、開店直前のキャバレー。客はまだおらず、ソファに腰掛ける

と着物姿に髪をアップした女性達(30~40代)が6~7人やってきて、席に着く

なり笑顔で「何年生?」などと聞いてきた。又しても訳が分からず、父を見た

ら、あろうことかソファに頭をつけて眠っていた(嘘寝)。

 

10分程話をしたのだが、女性達は優しくて私との会話を楽しんでる風。私のこ

とをどう説明されていたのか、中には笑いをこらえてる人もいた。

この件に関して両親からは何の説明もなく、私も又何も聞かなかった。

 

それにしてもあの人達は、何がそんなに楽しかったのだろうと不思議だったが、

ある時ハタと気が付いた。私が連れてこられた理由もさることながら、彼女達

は父親とよく似た私の顔が、まるでハンコのようで可笑しかったのだろう^^;。

 

これが私の最初で最後のキャバレー体験で、今更ながら思う。うちの両親、(褒

められたやり方ではないが) 娘相手に随分と思い切った方法を選んだものだ(笑) 。