ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

自己暗示はどんな時に効果が現れるか。

8年前(62歳)のある日、回転性めまいと嘔吐が止まず、2日間の入院となった。

この時以来、入院する程ではないが年に何回か同じ症状に襲われるようになり、

検査の結果、原因は自律神経失調症によるものと言われた。

 

以下はその入院した時の、耳鼻科でのことだ。

医者に「耳鳴りはありますか?」と聞かれ、「いいえ」と答えた瞬間、私はそれまで

すっかり忘れていたある事を思い出した。

 

実は私にはずっと以前から耳鳴りがあり、数年前のある日その音に我慢が出来なく

なって、「耳鳴りは聞こえない!」と、自分に強く暗示をかけていたのだ。

 

耳鼻科でそのことを思い出した瞬間、突然「キ~ン」というあの音がよみがえった。

どうやら本当は聞こえていたのに、ずっと無視していたらしい。

今はさほど気にならないのと、私の脳は二度と騙されないと思うので放ってある。

                 ☆

もう一つ、同じ62歳の時のこと。白内障と診断され、その2年後に手術を勧め

られたが、特に不自由は無かったので、私は少し考えさせてほしいと答えた。

 

そして次回(2か月後)の診察日の2週間前から、1日に何回か両目に手の平を当て、

深呼吸をしながら暗示をかけ続けた。

 

迎えた再検査の日。医者から言われたのは、“手術の必要無し”。

医者は何故かムッとした顔で、「(白内障が自然に軽くなる)こんなの聞いたこと

無いぞ!」と独り言。でも“なんちゃって暗示”のことは言える筈もない^^;。

 

単に視力が回復しただけかもしれないが、私の自己暗示は(めったにやらないが)

いくら力んでも駄目な時は駄目なので、多分魂レベル(?)で望み、それが許され

た時だけ効果が現れるのだと思っている。