ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

家相・風水で殺されない法-  (小池 康壽) アールズ出版

 

[内容] 

家相や風水の間違いを指摘し、その理由と家づくりの心構えを解説。

副題は「『賢い知恵』と『捨てる迷信』」

 

[感想]

著者の肩書は、現代家相研究家。

自身も3度の家づくりと、6回のマンション購入を経験しているという。

 

「鬼門など怖がるな。家相や風水とはまともに付き合うな。」と言い、

ではどうすれば良いかを、これらの成り立ちと共に、具体的事例を挙げて解説。

 

ただ、本当に快適な住まいをつくるためには、「(太陽の)方位学」は必要だそ

うで、それについての説明と、家づくりに役立つ昔からの知恵も紹介している。

 

「住みよい家こそ良い家。」

「方位や年まわり、家の形や間取りだけで、人の運勢が決まるものではない。」

 

私も引っ越しや家を建てる時に、家相・風水を取り入れなかったくちだが、

やはり駄目出しされた時は少し気になったので、この言葉に頷きながら読んだ。

 

それでもどうしても気になるという人は、

それで心の平安が保てるのなら、がんじがらめに縛られない程度に取り入れる

のは構わないと思う。

 

ただ、家相・風水は古くからあるというだけで、それはしきたりでも何でもなく、

又流派によって異なる部分もあるので、人の家を批判するのだけはやめてね^^;。

 

著者は本書の他に、現代家相学を用いた家づくりについての本も出版している。