58歳の時、四車線道路を運転中に突然具合が悪くなり、幸い目的地までは数分
の距離だったので、必死に運転してたどり着いた。
着いた時にはもう正常に戻っていたが、そこに居た知人から脳外科病院に行く
よう勧められ、取りあえず近くの(個人)病院へ行ってみた。
結果、軽い脳梗塞ということで、思いがけず2週間入院することに。
入院中は特別なことも無く、大変だったのはむしろ退院してからだった。
10日目頃から体調が悪くなり、それは日増しに酷くなって、とうとう一日の大半
を寝て過ごすようになった。20日目頃には、「私多分、死ぬ。」と思った。
それから更に数日後のこと。
左右の二の腕に幾つも紫斑が出ているのに気づき、それでやっと薬が原因かもと思
い至りネットで調べたらドンピシャリ。
私が毎日飲んでいたのは重症患者用の強い薬で、おまけに『副作用で死亡する場合は、
服用開始から1ト月ぐらい』と書かれていた。
すぐ息子に連絡して病院に連れてってもらった。
私の腕を診た医者は驚いてすぐに薬を変更したが、最後に「あんたは若いから大丈夫
だと思った。」と笑った。 その日以来、その病院には行ってない。
しかし薬を止めても中々体調は戻らず、けだるさが消えるまで何カ月もかかった。
あと、脳梗塞の見た目の後遺症は無いが、人と会話をしている時に脳が酸欠を起こし
たようになることがある。
で、たまにうっかり喋り過ぎて、頭にクラクラが来てから焦って反省してる(笑)。