ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

小学生の時のイボと顎関節症

小5の時、気付いたら私の右の手の平は、一面小さなイボだらけになっていた。

子供心にもイボは恥ずかしくて、ジャンケンの時のパーはいつも手の平を下に

向けていたのを憶えている。

 

イボに思い当たる原因はなく、家族にそんな人間がいるわけでもない。心配し

た母が薬局で相談してイボの薬や、民間療法でドクダミの汁を塗ってくれたが、

全く効果は無かった。

 

それから1年程経った小6の時のこと。

私はアスファルトの道で突き飛ばされるようにして転び、思い切り手の平を擦っ

てしまった。イボの殆どは水イボより小さめのものだが、一つだけ5mmほどの

大きさの扁平なイボがあり、見るとそれがちぎれて出血していた。

 

それから1週間経ったある日。手をみたら、何と、全てのイボが消滅していた。

どうやら扁平イボは親イボで、それが死んだために繋がっていたチビ達も皆死ん

でしまったらしい。

記憶が曖昧な為、ネットで調べてもどの種類のイボかは分からなかったが、どん

なイボも治療を早めにした方が完治しやすいということは分かった。

 

                ★

小4の数カ月間、顎関節症で毎日通院をしていた。

病院では顎に赤外線のようなものを当て、その後は口を大きく開けないよう、

頭のてっぺんから顎にかけて包帯をぐるぐる巻きにされて、寝るまでその状態

で過ごした。

 

今はすっかり良くなっているが、20代の中頃までは、顎を大きく動かすと引っ

かかるような感じでカクンと音がし、硬めの裂きするめを5~6本も食べると口

がスムーズに開かなくなったりしていた。

 

顎関節症の原因の多くは、歯を強く噛みしめるなどの生活習慣からだそうで、ご

く軽いものならセルフケアで半年以内に治るという。

但し、こちらもまずは病院で診断してもらう事が大事で、もし治療することにな

っても、今は夜間にマウスピースをはめるという方法らしいので、人目を気にせ

ずに治すことが出来るのは有難いと思う。