ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

銀歯の中が次々と虫歯に

長男が幼稚園の時に集団歯科検診があり、市の『母と子の歯のコンクール』

で5位に入賞した。優勝できなかったのは私のせいで、実はこの時私の奥歯

には、銀の詰め物治療(2本)が施されていた。

 

その後も私の歯は何年かおきに虫歯になるのだが、キッカケはいつも“つわり”

だった。私は陣痛が始まる直前迄嘔吐するタチで、特に前半は体重が減って

しまうくらい酷かった。

 

こんな事では胎児が元気に育たないと心配した私は、夜寝る時に簡単に食べ

られる物を枕元に置いて、眠りに落ちる直前にそれを口に入れるようにした。

 

しかし、これで虫歯にならないわけが無い。出産の数年後には歯医者通いを

するのがお決まりとなり、私の奥歯はその度に銀の詰め物・被せ物が増えて

いった。(当時、銀以外は保険適用にならなかった。)

 

それから月日が経ち、今から10年ほど前のこと。

銀歯の下に虫歯が出来、その後数年おきに他の銀歯にも虫歯が発生。病院通

いが続いた。

 

昨年やっと虫歯の治療が終わり、念の為に他の歯も検査し直したところ

何と!以前詰め物治療をやり直した歯の何本かに、又もや小さな虫歯が出来

ていてミニショック!

 

歯磨きはちゃんとしているのに何故だろうと思ったら「銀歯の場合、自分の

歯との境目の僅かな隙間に歯垢が付着し、歯周病や虫歯の原因となります。」

と説明された。つまり普通の歯磨きでは駄目で、もっと丁寧に磨くべきだっ

たのだ。

 

まさかの理由で、今迄どの先生も教えてくれなかったことを嘆き、早めに自分

で調べなかった迂闊さを後悔。今回は治療が終わる迄1年近くかかってしまっ

た。(人気の病院で次の予約まで大体3週間くらい間隔があった)

高齢者が認知症や体が不自由になると、歯のケアや治療が難しくなり、その結

果食事が十分にとれなくなったり、誤えん性肺炎の原因になったりするという。

 

要介護者の為の“訪問歯科”というのがあるが、まだまだ普及していない状態

なので、高齢者は体が動く内に必要な治療をしておいた方が良さそうだ。

 

あと、詰め物被せ物に“絶対に良い品”は無いそうなので、呉々も若い時から

予防を大切に。