「内容」
若夫婦とミニブタの、ユーモラスな生活が綴られた4コマ漫画。
「感想」
本書は人気ブログが書籍化されたもので、著者はイラストレーター。
私はそのブログを『お気に入り』に入れていて、ミニブタとは思えない巨漢
となった“ブウタロウ”との生活を、いつも楽しく読ませてもらっている。
※ブログ名は『東京黒毛和豚』
“豚小屋のように汚い”という言葉があるが、豚は本来清潔で知能も高いと
言われており、日本でもミニブタを飼う人が少しずつ増えているそうだ。
ずっと以前、犬猫と一緒に室内飼いされてるミニブタの写真を見て、豚も愛
されて育つとこんなに可愛い眼差しになるのかと、驚いたことがある。
ただしブウタロウの場合は、目が小さくて今一つ表情がよく分からないが(笑)。
著者夫婦には子供がおらず、毎日の散歩は当然のこと、少し離れた実家や
キャンプ場にも一緒に連れて行く。
この世にこれ程幸せな豚がどれだけいるだろうと思うくらい、大事にされて
いるブウタロウ。
だが2人のこの深い愛に対して、ブウタロウの方はちょっとつれなくて、
それがまた可笑しい
著者の家には現在、顔も行動もユーモラスなイングリッシュブルドックも
居て、何気ない日常の癒し系ブログを、更に楽しいものにしてくれている。
豚の寿命は本来なら15~20歳だそうだ。
ブウタロウは今14歳。世話は大変だと思うが、元気で長生きしてほしい。