9年前 (62歳)、屋内スポーツ施設の会員になり、週に3~4日ウォーキング
に通っていた。
歩くのは1回30分と決め、調子が出てくる20分後からは、少し速度を上げ
て歩くようにした。
ところが半年を過ぎた頃から左膝の内側が痛むようになり、数日休んでから
ペースを落として再開したが、なかなか治らない。
3週間後に整形外科で診てもらったところ、変形性膝関節症と診断された。
軟骨のすり減り方から見ると何年も前からのもので、ウォーキングは痛みが
出るキッカケになっただけという。痛みの無い右膝の軟骨も同じ状態だった。
薬は無く、電気治療に通うよう言われたが、効果を期待できず1週間でやめた。
しかし家で毎日、膝関節症の為の運動を続けたら、半年後には痛みが取れていた。
完治したわけではないので、その後5年の間に2回痛みをぶり返している。
最後の時が特に酷く、正座は全くダメで、階段を降りる時・夜寝ている時の
痛みがきつくて、数か月後に以前とは別の整形外科に行った。
その病院では足底板をオーダーで作成。だがこれも効果が感じられず、ネットで
調べると「効果の持続は難しい」とあり、期待できる治療もなかったのでやめた。
結局この時も、約8か月かかったが痛みを治したのは膝関節症の運動だった。
ただ、今も買い物で2時間以上歩き続けると危なくなるので、無理はしないこと
と、体重の増加には気をつけている。ちなみにサプリメントは用いたことが無い。
あと、へバーデン結節のある人(私も)は、発症のリスクが高いそうなので要注意だ。