ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

やり過ぎの社宅ママトラブル

周りの人に相談するというやり方で、誰かを攻撃する人がいる。

 

昔、社宅の同じ班のAさんと、家の前で互いの子供(幼児)を遊ばせながら

立ち話をしていた時のこと。彼女が突然涙ぐんで俯いた。

 

驚いて訳を聞いたら「Kさん (近所の奥さん)が会社の社宅担当者に、うちの子

のタチの悪いイタズラに迷惑をしていると相談して、その結果私達の班の奥さ

ん達が集められ“注意勧告”を受けることになった。」と言う。

 

聞くとイタズラの内容は他愛のないもので、しかもKさんの子が同じ事をして

いるのを私は何度か目撃している。多分Kさんは我が子のイタズラには気付い

ていないのだろう。それにしても人事が本当にそんな事で動くのだろうか?

 

しかし集合の連絡はすぐに回ってきて、話し合いの当日になった。

まず人事の人から集合の理由の説明があり、次に「今後…」と言って話を続け

ようとしたら、1人の年配の奥さんが突然大きな声で質問した。

「そんな事の為に私達を集めたんですか?誰ですか?そんなくだらない相談を

したのは?」

 

人事の人は言葉に詰まり、Kさんを見ると顔が引きつっていた。結局話し合い

は早々に終わり、私もAさんもホッとして苦笑い。

 

後で知ったのだが、あの時質問した奥さんは事前に事情を把握していたそうで、

彼女が常識のある人で良かったと思うのと同時に、社宅の情報網に驚かされた。

 

人の集まる所には一人や二人 “性格に難あり” の人がいるものだが、今回の

ように普通の人が勘違いや意地悪、変な正義感などで突っ走ることもある。

 

中には被害者のような顔で悪口をまき散らす人もいるので、そんな時に片方の

話だけを鵜呑みにして短絡的な思考で人を傷つけたり、風見鶏になることだけ

は呉々も気をつけたいと思う。