ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

喉と胸の詰まり感のため、内視鏡検査を受けた。

今年に入ってから、喉の奥と食道が詰まった感じでカラ咳も慢性化してきた

ため、先週胃カメラによる検査を受けてきた。

原因は胃のヘルニアで、噴門が開ききっており、唾液も通常より少ないとい

う嬉しくないものだったが、癌じゃなかったのでひとまず安心。

 

私は13年前にピロリ菌を除去している。

そのすぐ後に胃食道逆流症となり、それから毎朝薬を服用しているが、うっ

かり飲み忘れると必ず胸やけが始まるので、欠かすことが出来ない。

 

今の病院に変えたのは10年程前で、その時先生から「あなたの場合、私な

らピロリ菌の除去を勧めてません。」と言われた。既に私の噴門は大きく開

いてしまっていたからだ。

 

ピロリ菌の除去で、胃癌の発生率を減らすことが出来るのは大きなメリット

だが、逆流性食道炎は食道癌になる危険性を高めるという。しかも日本国で

はピロリ菌除去によって少なからぬ人が、逆流性食道炎になっているとか。

 

胃癌に比べたら食道癌になる確率はずっと低く、長期間の飲酒や喫煙の方が

余程危険なようだが、このようにデメリットもあるので、自分の場合は除去

しても問題がないか、きちんと医者と相談してから決めた方が良いと思う。

暴飲暴食・肥満も逆流性食道炎を引き起こす原因になるそうなので、要注意。

 

あと、カラ咳は先生のアドバイス通りに、ごく少量の水を頻繁に飲むように

したらかなり減ってきたので、私と同じ症状の人は是非お試しあれ。

 

現在、若い人のピロリ菌保有者は減っているそうだが、幼児期に口移しなどに

よって感染すると言われてるので、特に小さい子供のいる家庭は気を付けたい。