[内容]
理不尽を許さず、たった一人で極悪人たちを成敗する無双の男の物語。
(2014年 製作国 アメリカ)
[感想]
独り身のマッコールは、ホームセンターで働く真面目で人望のある男だが、
その素顔は凄腕の元CIA工作員だ。
夜はカフェで一人静かに読書をするのが日課で、同じカフェの常連客である
娼婦のアリーナとは、たまに言葉を交わす間柄。
アリーナは、ロシアンマフィアの奴隷のような生活から抜け出したいと悩んで
いたが、ある日客の暴力に反撃した為、見せしめに半殺しにされてしまう。
病院でアリーナの痛々しい姿を見たマッコールは、マフィアに会いに行き、
9,800ドルで彼女を引き取ると申し出るが、脅しと共に一笑に付される。
意外にもアッサリと引き下がったマッコールだったが、その直後部屋にいた
5人のマフィアを、1分もかけずに ほぼ瞬殺。
いつもならここで「この映画は無し!」と、やめてしまうところだが、演じ
てるのがデンゼル・ワシントンだったので、悪い展開にはなるまいと見続け
てしまった(笑)。
本気でマフィアを粛清することを決意したマッコールは、郊外で静かに暮らす
元CIAの老夫婦の家を訪れ、観客はここで彼の過去や、執拗に彼を狙ってくる
連中の正体が分かる。
殺し屋のトップが最低最悪で、子供の時から罪を重ねてきた男。マッコールは
この生活からはもう足を洗おうと思っていたが、「だがお前だけは例外とする。」
と宣言して、壮絶な戦いに挑む。
面白い映画で、希望の持てるラストも良かったが、簡単に人が殺され過ぎるの
で子供には不向きかな。 続編『イコライザー2』もあり。