ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

ひと月前、左目の白内障手術を受けた。

62才の時に白内障と診断され、2年後に手術を勧められたがゴメンナサイした。

その後は進行を遅らせる目薬をさしてきたが、先日又手術を勧められてしまった。

13年前のあの時より症状が進んでいるのは分かっていたが、不自由は感じていな

かったので、正直言って今回もやりたくないと思った。

 

しかし手術を先延ばしにすると、手術が難しくなる可能性があり合併症のリスクも

上がることと、父方の祖母が白内障で殆ど目が見えていなかったこともあり(晩年

の祖母の写真は目が白濁している)…観念した。

 

ちなみに白内障は、透明な水晶体が加齢などの影響で白く濁ってくる病気で、

50代で約40%、60代で約70%、80代以上ではほぼ100%が発症すると言われる。

 

手術は ①白目の部分を2〜3mmほど切開→ ②濁った水晶体を超音波で砕いて

     吸引→ ③代わりに人工の眼内レンズを挿入 という方法で行われる。

手術直前の準備(何度か点眼)に約1時間かかるが、手術そのものは20分程で終わ

り、麻酔をするので痛みは殆ど無い。術後1時間後には帰宅することが出来た。 

 

眼内レンズはどれにしようかと、事前説明の前に本やネットで調べてみた。

※私の場合『嘆く白内障患者たち』(山口大輔)が一番参考になった。

 

レンズには以下の種類がある。

  • 単焦点眼内レンズ…ピントを「近く・中間・遠く」のどれか1カ所に合わせて

     選ぶ。(眼鏡をかけてもいいから、とにかくきれいに見たい人向き。)

  • 焦点深度拡張型単焦点レンズ…鮮明さを保ちつつ、調理時の手元など60~70

     cmを見やすくしたレンズ。 (家事やパソコン作業を快適にし、手元

     の細かい文字には眼鏡を使っても良いと考える人向き。)

  • 多焦点眼内レンズ…複数の距離に焦点を合わせたレンズ。(なるべく眼鏡を使い

     たくない人向き。) 保険が利かない為30~70万円程かかるが、唯一

     保険診療で使える“レンティスコンフォート”というレンズもある。

しかし私のレンズは既に先生が決めていて、手術数日前の検査・説明の時に「蛍さ

んの場合は運転をしないのと、年齢を考えて、身の周りの事や料理などの手元の見

やすいレンズにします。」と言われ、あれ程迷っていたけど即決(笑)。

 

回復に関しては「手術後約1週間で日常生活に戻ることが出来、視力が安定する迄

には術後数週間から1ヵ月程度かかる。」…ということで、概ねその通りなのだが

私の場合、光視症の症状が出て今も治っていない。慣れるよりしょうがないようだ

が、中には網膜剥離につながるケースもあるので要注意とか。

 

※白内障手術による光視症とは、光が眼内レンズの縁に当たって反射することな

 どにより、手術した目の視野の端で稲妻のような白い光が走る症状のこと。

 

以下に、これから手術を考えてる人の為に、もう少しだけ術後の説明を。

当日は手術した目を大きなガーゼで覆い、翌日から3日間は透明の眼帯で過ごし、

 約3か月間3種類の目薬を1日に4回さす。

 術後4日間は洗顔・先髪・入浴は出来ず、1カ月間は汗が目に入る事・埃っぽい

 場所での作業・パーマと毛染め・水泳は控える。

 

白内障の手術をすると見え方がクリアになると言われるが、 (右目は手術していな

いせいか) 私の場合そういった実感は薄く、本が裸眼では読めなくなったことに驚

いた。幸い今迄使っていた眼鏡で十分間に合うので、新調はしていない。

 

術後5日目のこと。本を読んでいて1時間程経ったら、急に見え方が悪くなり、眼

の奥が痛くなったので慌てて本を閉じた。それからは本やパソコンは程々にしてい

たので、同じ事は起きていない。代わりに家の片付けに励むことが出来たのは、不

幸中の幸いか(笑)。

※術後に強い痛みや充血、視界の急な変化がある際にはすぐに病院に行くこと。

 

最後に手術費用について。私の場合医療負担は、後期高齢者2割に該当するのだが、

「計算を間違えたのでは?」と思ったほど安くて、14,990円だった。

但し本やネットにはもっと高い金額が書かれているので、これから手術する人は担

当医に直接確認した方が良いと思う。

ちなみに生命保険会社に申請したところ、私の場合は12,500円下りた。