ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

独身税って何? 

近頃ネット上で、「独身税に反対。」という言葉を目にするようになり、調べてみ

たところ、こう説明されていた。

独身税の正式名称は、“子ども・子育て支援金制度”で、正確には税金ではあり

 ません。子育て支援少子化対策の一環として、2026年からスタートする予定

 で、社会保険料の上乗せになります。

(負担は月に数百円程度で、段階的に引き上げ予定。)

 

現在日本では未婚率の上昇と出生数の減少が顕著で、子供を社会全体で支える必要

があると考えられ、実際昔に比べて子供の為の支援はかなり手厚くなっている。

 

以下に独身税に反対する意見の中から、代表的なものを2つアップ。

「結婚や出産は個人の自由のはず。それなのに、子供がいない人には何の恩恵も無

 いのに、一律に徴収されるのは不公平。」

「子どもが将来の社会を支えるのは理解できるが、家族持ちの人は既に、配偶者控

 除や扶養控除、児童手当などの恩恵を受けている。」

 

つまり“子ども・子育て支援金制度”は、子供を持たない人達は何の見返りも得られ

ないのにお金を負担するだけ。しかも既に、保険料を長期間徴収され続けている。

これだけでも不公平なのに、これ以上増やす必要があるのか…ということだ。

 

我家の場合、上の息子2人は結婚しているので、子供の為の支援金制度は有難い。

しかし3男は独身の上に、私は扶養家族ではないので家族に関する控除は一切無い。

先日彼の社会保険料と税金の金額を聞いてみたら、別段高給取りというわけでもな

いのにビックリするほど高くて、思わず巷で囁かれる“結婚しない罰金”という言

葉が頭に浮かんだ。

 

もっとも、厚生年金・健康保険・介護保険の負担額は既婚未婚に関係なく一律に上

がり続けており、それも加味して見なければいけないが、今回の社会保険料の引き

上げに対して「独身税だ」と言って批判する人達の気持ちが、少し分かる気がした。

 

ちなみに過去には本当に、少子化対策独身税(ブルガリア)や子なし税(旧ソ連)を施

行した国があったが、独身者の手取り収入が少なくなったことで、目論見とは逆に

出生数が減少するという結果になってしまったとか。

諸般の事情でその後廃止されたが、物事、中々計算通りにはいかないものだ。

 

ところで、社会保険の“標準報酬月額”は毎年4~6月の3ヶ月間に支払った給与の平均

額で決定され、それに基づいて、9月~翌年8月迄の1年間の社会保険料が算出される。

なので、少しでも社会保険料を抑えたいと考える人は、4~6月は特に残業のやり過

ぎに注意する必要がある。