ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

生まれもった気質

去年北海道の長姉から、子供の時に写真館で撮った家族写真が送られてきた。

白黒写真をカラー化したもので、嬉しいサプライズに私は大喜びで、息子夫婦や孫

達にも写真を見てもらった。そしてその後も何度か一人で昔に思いを馳せて写真を

眺めていたのだが、面白いことに気が付いた。

 

私は6人きょうだいで、皆2才差で生まれており末の妹はこの時まだ0才。

全員まだほんの子供なのに、長じてからの性格が既にハッキリと顔に現れている。

しっかりした顔や勝気な顔など様々で、私の場合はポヤン顔(笑)。

 

人の性格は半分近くが遺伝で、残りは環境によって形成されると言われる。

家族構成、親、容姿、男か女か …などの他、経済的要因、文化的要因、あと親の

暴力やイジメなど子供の時のトラウマも大きく影響するという。

 

「同じように育ててるのに、どうしてこんなに違うのだろう…。」と思ったことの

ある親は多いと思うが、同じ親からの遺伝と言っても遺伝子の組み合わせは一人

一人異なるので当然だ。

あと、例えば“長男長女はしっかりしていて末っ子は甘えん坊”といった具合に、立

場によって変わってくるものも多い。

対して“生まれながらの気質”の方は環境によって変わることはなく、しかも性格の

形成に大きな影響を与えると言われる。

 

では、子育てをする時に親は何に注意し、幼子とはどのように接したら良いか。

まずは親子の信頼関係を築くことが大事で、赤ちゃんのお世話の時はいつも優しい

笑顔で接して、何を求めているか察してあげること。

 

そして、人格の土台は3才くらい迄に形成されるそうなので、持って生まれた気質

を把握し、それを無理に押さえつけるのではなく、叱るべき時は叱り褒める時は褒

めながらその子に合った育て方を工夫する。

 

あと、子供自身に考えさせることはとても大事で、判断の違いでその後が全く変わ

ってくることもあるので要注意だとか。

 

近頃ごく普通の少年少女の、動機のはっきりしない殺人事件の報道が目に付く。

悪いことをした青少年に、巷ではこんな言葉が囁かれたりする。

「どんな育て方をしたんだろう。」「この親にしてこの子あり。」「血は争えない。」

 

反対に、「生まれながらの悪人はいない。」と言う人もいる。

少年院では、不遇な環境の為に過ちを犯すようになった子が殆どだそうだ。

 

どちらもあながち外れてはいないと思うが、生まれつきと言われるサイコパス

後天的なものであるソシオパスは、犯罪から立ち直らせるのは難しいと言われる。

 

ここまで極端でなくとも、こうしてみると改めて親のあり方の重要さを感じる。

きょうだいといえども、気質の他に体質・知能など、持って生まれたものはバラバ

ラなので、難しくはあるが…。