[内容]
製薬会社社員による、新型コロナワクチンの危険性を訴えたベストセラー。
副題『“危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭』
[感想]
本書を出版した動機は、2021年にMeiji Seikaファルマ(株)の同僚K氏(26才)
がファイザー社のコロナワクチン2回目接種の3日後に突然亡くなった事だった
という。著者名の“チームK”は、同社の現役社員有志による執筆だからとか。
本書ではK氏の他に、日本国内でワクチン接種後に亡くなった人達のことも検証
されており、死亡人数の多さとパターンの類似を指摘。政府や製薬会社が公表し
ているデータを基に考察が進み、以下の6点に疑問を呈している。
・ワクチンが社会に登場するまでの異常に速いスピード
・有効性の検証が不十分
・過去に例がないほどの副反応のきつさ
・厚労省による業務停止レベルの誤情報と意図的拡散 (マスコミの偏向報道も)
・死亡事例が出ても接種中止とならず事業継続の判断
・有効期間の度重なる異例なる延長
どれを取っても常識外の連発だそうで、「ワクチンに死者抑制効果は殆どなかっ
たと考えた方が自然」「mRNAワクチンのメリットを過大評価するのは正しいと
は思えない」と結論付けている。
昨年の秋、国のサポートを受けてMeiji Seikaファルマ(株)から、初の日本製コ
ロナワクチン “レプリコンワクチン” の定期接種が開始されることになった。
著者はこのことに強い懸念を抱き、薬害エイズ事件を引き起こしたミドリ十字社
を引き合いに出して警鐘を鳴らす。
そもそも「mRNAタイプ」のコロナワクチンと、インフルエンザなど他のワクチ
ンとでは、その仕組みも安全性も全く違うそうで、以下はワクチンの簡単な説明。
- 従来型ワクチン=菌やウィルスを弱毒・無毒化したもの(抗原)を体内に入れる。
- mRNAワクチン=体内に抗原の遺伝子情報を入れ、自分自身の細胞内で抗原を 作らせる。
- レプリコンワクチン=mRNA自体を体内で増殖させ 、より多く抗原を作らせる。
ネットを見ると、レプリコンワクチンに反対する人は多く、以下はその反対理由。
・開発国のアメリカや先行治験国のベトナムでは認可されておらず、日本は世界で
唯一認可された国。安全性が確認されておらず人体実験と言っても過言ではない。
・2024年7月時点で、日本のmRNAワクチン接種後死亡報告は2204例。その大半が
因果関係不明となっている状態で、先に進んでよいのか。
・“自己複製するmRNA”であるために、レプリコンワクチン自体 が接種者から非接
種者に感染するのではないかとの懸念がある。 等々
出版後にMeiji Seikaファルマ㈱が、本書についての社内調査結果を発表した。
それによると「チームK」は実在しておらず、執筆者は1人の社員だったという。
又執筆者は過去に反ワクチン活動に関わっており、亡くなったK氏とは接点が無か
ったとのこと。出版社には、他の点についても幾つか訂正を要請している。
どちらが正しいのかは分からないが、現在は比較的感染状況が落ち着いていること
と、副反応の不安と効果への疑問から接種率は低い状態だという。