ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

犬のリードに関して気を付けたいこと

たまに広場などで、人がいるのに犬のリードを外して遊ばせる飼主がいる。

まだムク(犬)が元気だった頃のこと。散歩でいつもの広場に行ったところ、突然リ

ードの無い小型犬が、凄い勢いで吠え立てながらムクに迫ってきた。

飼主の男性は止めるそぶりも無く傍観しているだけ。

 

思わず「こんな所で放したら駄目なんじゃないんですか?!」と怒ってしまった。

多分大ごとになんてならないと思っているのだろうが、ノーリードの犬に噛まれた

という話は珍しくなく、以前動物病院で、リードを外された犬に噛まれて寝たきり

になったという小型犬を見たことがある。

 

普段はおとなしい子でも、思いがけない事でパニックを起こして噛む場合があり、

賠償金どころか最悪殺処分を要求されることさえある。

小さくとも犬は犬。飼犬が可愛かったら、そこはきちんとした方がいい。

 

たとえ自宅の庭でも、犬は繋いでおくべきだという考えの人達がいる。しかし私が

初めて庭で放し飼いされている犬を見た時は、犬が柵を飛び越えたり隙間から出た

りしないよう細かなところまで気配りされた作りになっていたのもあって、幸せな

子だなと思ったのを憶えている。

 

以下は仕事の取引先の人から聞いた話で、もう20年も前の事だ。

その人は大型犬を庭で放し飼いしていたのだが、ある日突然見知らぬ小型犬が柵の

隙間から入ってきて、驚いた飼犬がその子を嚙み殺してしまった。

小型犬の飼主がノーリードで犬を散歩させていたのが原因だったが、賠償請求され

て裁判にまでなり、結果は敗訴。「死んだ小犬は可哀そうだったが、勝手に入って

来たのに理不尽だ。」と怒っていた。

 

子供が勝手に他人の家の庭に入って犬に噛まれて怪我をした…というのも、たまに

ニュースになる。中には裁判になるケースもあり、(過失割合は分からないが)この

場合も飼主は賠償金を支払うことになる。

 

ちなみに今は多くの自治体で、敷地内の放し飼いにはフェンスを設置するよう定め

ているので、犬の脱走防止のため・被害者を出さないためにも必ず実行してほしい。

 

我家は庭が狭く放し飼いは無理だったので、ムクを迎えてすぐリビングと続く庭に

5畳ほどの柵を巡らした。しかし猫達もそこに出たがるようになったため、大工さ

んに犬猫専用のガーデンルームを建ててもらった。1階と同じ高さで、ポリカ波板

の屋根付き。下半分は板張りで、上はぐるりと丈夫な網戸で囲ってもらった。

 

そこはワンニャン達のお気に入りの場所となり、いつも誰か彼かがそこでゆったり

と日向ぼっこをしたり外を眺めて寛いでいた。(器用な人なら自分で作れそうです)

 

あと、猫用の柵の高さは2mもあれば十分と言われるが、木登りのような方法で脱

出することがあるのと、他の生き物が外から侵入するのを防ぐためにも、屋根をつ

けない場合は天井部分に丈夫な金網を張るのは必須だと思う。