ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

本来ダンスや演奏は楽しむためにある。 

以前囲碁友達だった女性は、社交ダンスとピアノ教師を生業としていた。

ダンスは我家の近くの体育館でも教えているとかで、「ダンスはいい運動になりま

すよ。但し、始める時はご夫婦でね。」と言われた。

たまに夫(妻)側の理解が得られずに、揉める人がいるのだとか。

 

(元)夫に駄目元で話してみたところ「そんな軟弱なもん出来るか。」と即答された。

まあ、学生時代から武道を続けている人だったので、答えは分かっていたが (笑)。

 

私は若い時からダンス映画が好きで、今もたまに観る。孫娘が社交ダンスを習っ

ており、先日県内での大会の見学に私も誘われた時は、喜んで連れてってもらった。

 

会場では孫娘の華麗なステップに姿に目を細めていたが、思いのほか年配のカッ

プルも多く、皆さん若者に劣らず素敵だった。私なら間違いなく息切れしてる(笑)。

 

途中で何組かプロのパフォーマンスがあったのだが、私はダンス映画を観る時は

いつも華やかな女性の方にばかり目が行って、男性は引き立て役感覚でチラ見す

る程度。ところが今回は間近で、 (当たり前だが)男性も全身で踊る姿を見て、さ

すがにプロだなあと見惚れてしまった。

 

YouTubeでもよく色々な舞踊を楽しんでいるのだが、ご存じのようにYouTube

見る人の視聴傾向に合わせて、次々とお勧め動画が表示されていく。その中で一つ

以前から気になっているものがあり、それが北朝鮮の子供達(小1前後?)の舞台だ。

 

驚くほど歌や演奏のレベルが高い。だが、一生懸命笑顔を見せているがその表情は

独特で、どこか怯えを隠しているようにも見える。

ネットには同じような感想が幾つもあって、どこまでが本当か憶測かは分からない

が“体罰”などの言葉もチラホラ。

 

世界には、天才的な演奏や歌を披露する子供は大勢いる。他にも家業として厳しく

芸を仕込まれている子も沢山いて、プロを目指す時はたとえ子供であっても、楽し

さは二の次になるのは分かる。

 

しかし北朝鮮に限らず、幼い子の大人顔負けのパフォーマンスを見ると、子供らし

い遊びや、子供の時にしか出来ない楽しい体験はさせてもらえているのかしら…と、

ちょっと気になる。