ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

転校の話あれこれ 

長男と次男が通っていた小学校では、年度途中で転校していく子の親は、クラス

全員に記念品を用意するのが習わしになっていた。

最初は “ノート1冊と鉛筆2本”といったささやかなものだったが、年々派手にな

ってきた為禁止となり、私ら転勤族の母親は学校のその決断を喜んだ。

 

私が中学生の時、転校してきた女子から「本当は夜逃げしてきたの。」と打ち明

けられたことがある。当然お別れ会も、学校への挨拶も無かったという。

 

我が子が学校に通うようになってからも、親の離婚で引っ越した子、イジメで単身

赴任の父親の元へ行った子など、やむを得ず転校していった子を何人か見てきた。

彼らの場合も、学校には報告しても同級生へのお別れの挨拶は無く、今でも「元気

にしてるかな…。」と思い出すことがある。

 

時々、それはイジメじゃなく犯罪だろ…と思うような事件が報道される。大抵加害

者には左程のお咎めが無くて、これでは被害者も親も救われないだろう。

 

私も昔、教師のひたすら保身に走る言動を目の当たりにした時は、驚きと同時に

ガッカリしたものだが、よく言われるように教師とて一労働者。しかしどんな仕事

にも責任は伴い、ましてや相手は子供達だ。生徒間に問題が発生した時は、良識あ

る大人として覚悟を持って接してほしいと思う。

 

ところで我が家の子供達も、父親の転勤や家を建てたことで何度か転校を経験して

いる。幸い3人共逞しく育ってくれたが、転校にはプラスの面とマイナスの面があ

り、私は息子達には転勤族になってほしくないと思っていた。

 

転勤で不都合が起きたという話は珍しくなく、知り合いの中には(滅多に無いこと

だが)息子さんが高校浪人をする羽目になった人もいる。

 

あと、長男・次男は殆どイトコと会う機会が無かったので、私は孫にはイトコとか

幼馴染とか、そういった付き合いの出来る環境で育ってほしいと思っていた。

現在、息子は3人共地元で働いていて(2人はUターン組)、孫達も転校とは無縁の暮

らしなので、私はこの状況に感謝している。

 

但し「若い頃の苦労は貴重な財産」「百聞は一見にしかず」で、

人間どこに居ても活躍は出来るが、孫達にも自由な身でいられる若い内に色々な

場所に行き、様々な経験をしてほしいと思っている。