高齢者の多くは夜中に何回か目を覚まし、それでいて早起きだ。昼寝やうた
た寝が習慣になっている人も多い。私も今同じ状態で、キッカケは一昨年の
背骨の圧迫骨折だった。(圧迫骨折はこれで3回目)
骨折の原因は回転性めまいによる転倒で、その時に両膝を強く打ってしまった。
最初は腰と膝の痛みだけだったのが、少し経ってから体のあちこちが痛むよう
になり、終いには肋骨まで痛くなる始末。
色々調べてもらったが、結局後からの痛みは痛い箇所を庇って不自然な姿勢を
とっていたことも原因だったようで、姿勢に気をつけていたら半年程で自然
治癒。圧迫骨折の痛みも1年目頃から徐々に治まってきた。
ところが不眠だけは中々解消してくれなかった。
元々夜中に目を覚ますタチだったが、痛みが消えてもほぼ1時間おきに目覚め
てしまうのが治らない。そのため昼間突然眠くなり、1日に1~3回は昼寝をす
るという悪循環。集中力が続かなくなり、とうとうブログも休止してしまった。
ネットで調べたところ、この状態が如何に身体機能を低下させ色々な病気を引
き起こすかが書かれていたので、私はどうしたらこの状況を改善出来るか、試
行錯誤を重ねた。
で、結論から言うと、“気にせず自然に任せる”ということに落ち着いた。
隠居に近い気楽な身なので、毎晩「又目が覚めた」と溜息をつくより「〇時間
も眠れた。」と言って昼寝をする方が、余程身心に良いことを実感したからだ。
現在も1日1回の昼寝は続いているが、夜中に目が覚める回数は減った。
程度の差はあれど、高齢者の多くは何がしか不具合を抱えているもので、今後
更に色々な事が出来なくなるだろう。だからこそまだ家事や身の回りの事が
出来ることに、自然と感謝の気持ちが湧いて来る。
ただ加齢による物忘れは進んでおり、正直言うとこのブログもいつか大ポカを
やらかしそうで、ちょっと怖い。ちなみに小ポカの方はいつもの事なので、開
き直っている(笑)。