① <行くことが出来ない>
以前趣味の教室のAさんと、他県に天然石を買いに行く約束をした時の事。
当日の朝Aさんから電話が来て、朝起きようとしたら左右のアキレス腱に
激痛が走り、歩ける状態ではないという。
思い当たる原因は無いそうで、「前にも突然の体の不具合で外出を止められ
たことがある-(略)-今回は買いに行くのはやめましょう。」と言われた。
その数日後、何故か私のアキレス腱も痛み出した(片方だけ)。2人共翌週の
教室には出席出来たが、見るとAさんの両足首はまだ赤く腫れあがっていた。
それから10分程して、教室にCさんから電話が入った。「アキレス腱が痛む
ので今日はお休みします。」私とAさんは、思わず顔を見合わせた。ちなみに
3人共運動はしておらず、Cさんは私達のアキレス腱のことは知らない。
② <いなくなったナナ>
今は亡き飼猫のナナが、誰かが玄関を開けた隙にヒョイと外に出てしまった時
のことだ。あちこち探し回ったが見つからない。
近所には以前ナナに大怪我をさせた猫がいるので、どこかに隠れているのか…。
しかし4時間が過ぎ、最悪の事態も頭をかすめるようになった為、私は部屋で
1人、亡くなったぺぺ(ナナと仲が良かった猫)に全身全霊で祈った。
「ナナが生きていたら家に連れて来て下さい。もし怪我をしていたり、死ん
でる場合は私をそこに連れてって下さい。」
5分程祈り続けた後、又ナナを探すために玄関の戸を開けたら、何と、目の前
にナナがちょこんと座っていた。