[内容]
合唱を通して心を通わせる、音楽教師と寄宿舎の子供達の物語。 (2004年 製作国フランス) 映画賞受賞
[感想]
戦後間もない頃町のはずれに、孤児や問題児を集めた『池の底』と呼ばれる
寄宿舎があった。
そこに中年独身男性のマチューが、舎監としてやって来た。ここの生徒達は
想像以上に反抗的で悪さばかりしており、それに対して校長は、自分のこと
しか考えていない人間で、規律を乱すものには容赦なく罰を与えた。
そんな子供達にマチューは、自分の経験を生かして合唱を教え始める。
最初は彼が作った歌で興味を引き、その後少しずつ本格的な練習に進んでい
った。 問題児のモランジュは最初コーラスに加わろうとしなかったが、
素晴らしいボーイソプラノの持ち主だった。
それからも色々な事が起きるが、子供達は徐々に上手になっていく。しかし
校長はそれが気に入らず、授業中の歌の練習を禁止してしまう。
それでもマチューはへこたれず、今度は授業が終わってから教えるようにした。
その頃矯正施設から来た、皆より少し年長でワルのモンダンが寄宿舎で暮らし
ていたのたが、ある日彼がお金を盗んだと疑われ、校長に殴られたあげく憲兵
に引き渡されてしまった。マチューはすぐにモンダンの無実に気付き、校長に
掛け合うが相手にされない。
それから何日か後のこと。マチューと子供達が一緒に外出している間に、寄宿
舎が放火されて、マチューは校長から火事の責任を取らされクビになる。
子供達への思いや、はかなく終わった淡い恋も、全ては思い出となって寄宿舎か
ら去るマチュー。しかしバスに乗り込む時に、彼の素晴らしさを再認識させる出来
事が起き、私も感動の涙をポロリ。
少年達の合唱も聞きほれる程素晴らしく、家族で観るのにお勧めだ。
