ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

子供の読書

中学生の頃、父が定期購読していた『リーダーズダイジェスト』の日本語版

が届くのを楽しみに読んでいたが、私の小中学生の時の読書量は、それほど

多くはなかったと思う。

 

息子達が小学生の時は、毎月私が選んだ児童書を数冊ずつ本屋さんから配達

してもらい、子供達が自分で選ぶ本は、社宅に時々移動図書館のバスが来て

いたので、そちらを利用することが多かった。

 

小学校低学年まで、寝る前によく読み聞かせをしていた。気をつけたのは、そ

の時に読む本は本人たちに交代で選ばせることと、自分から言わない限りわざ

わざ感想を聞かないことだ。次男からのリクエストで『不思議の国のアリス

を1ケ月近く読まされた時は、少し飽きてしまったが(笑)。

 

息子達は進級して新しい教科書をもらうと、国語の教科書だけは読書の感覚で、

受け取ってすぐに全部読んでしまうことがあった(難しい漢字は飛ばして)。

読書も他の趣味と同じで、生来の好き好きがあるのかも知れない。

 

次男が低学年の時のお友達で、本も漫画も好きじゃないという徹底した外遊び

派の男の子がいた。学童期は、本や勉強ばかりで外で遊ばない子の方が余程

心配だが、本の楽しさを知らないのは勿体ないと思っていたら、いつの間に

か読むようになっていた。強制せずとも、時期というものがあるのだろう。

 

それでも子供が本に興味を持たない場合は、どうしたらいいのか。
定番は読み聞かせで、次に、例えば子供が興味を持った虫を親も一緒に楽しみ

ながら図鑑で調べるなどが良いという。興味が広がり、1人で本を開くように

なるそうだ。あと「年齢より幼い本ばかり読みたがる」と心配するお母さんが

いたが、レベル云々よりまずは楽しいのが一番だと思う。