ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

パグ・アクチュアリー(主演) ビーティー・エドモンソン

 [内容]

祖母の飼犬だったパグを相続させられた女性の、心温まるコメディ。

副題は『ダメな私のワンダフルライフ』    (2018年 製作国イギリス)

[感想]

アパートで独り暮らしのサラは、ロースクールをやめて高校の教師として再出

発しようとしていた矢先に、亡くなった祖母が可愛がっていた犬のパトリック

を相続することになってしまう。

 

引き取りに抵抗するも押し切られて仕方なく連れ帰るが、アパートはペット禁止

の上に、この犬がとんでもないイタズラっ子だった。 しかし散歩の時に、犬の

お陰でイケメンと言葉を交わすなど、先行きは明るい様子。

 

翌日は教師としての初出勤の日だ。しかしイタズラッ子を置いていくわけにはい

かず、仕方なしに学校に連れて行くが、ここでも何かと振り回される一日に。

 

学校では近々チャリティーラソン大会が行われる予定で、運動音痴の彼女も

参加することになり、この日から同僚の女性の指導で練習の日々となる。この

時の彼女の走り方が苦手感丸出しで、可愛いんだけど何だか笑ってしまう。

 

サラは何事にも一生懸命で、中々授業にのってこない生徒達のやる気を引き

出し、不良の扱いも上手。親の不仲に傷ついていた女生徒の相談に乗ってあ

げ、足の悪い老人の為に、寄付金で電動カートのプレゼントも。

 

嫌味ばかり言うけど、結構いいところもある教頭。犬のせいでアパートを追い

出された時に、住まいとして兄の船を貸してくれた同僚女性等々、ワルは登場

しなくて恋もハッピーエンド。一時パトリックの行方が分からなくなって泣か

されるが、最初から最後までほっこりと楽しめる映画だった。

 

※映画では犬が彼女の伴走をしていたが、鎖をつけて飼主のペースで長距離

 を走らせ続けると、犬が死ぬことがあるので止めた方がいい。

パグ・アクチュアリー ダメな私のワンダフル・ライフ(字幕版)