[内容]
私立探偵シャーロックホームズの現代版で、イギリスの人気テレビ番組。
(2010~2017年 製作国イギリス)テレビドラマ賞受賞
[感想]
シーズン1~4と、他に特別編もある。
1シーズンに3話収められており、一話完結形式。
テンポが良く、会話にメリハリと笑いもあって、最後まで飽きさせない。
舞台は現代のロンドンだが、旧作の良い面も残しながら面白さは倍増。
シャーロックは明晰な頭脳の持ち主で、様々な分野に深い知識を持つ。
事件の度に頭の中でどんどん推理が進み、本人の口から「まだ脳についていけ
ない。早すぎる。」という言葉が出るほどの凄さだが、
画面にもシャーロックの推理する内容が、文字や映像となって次々と現れるので、
観客が置いていかれることは無い。
相棒は元陸軍軍医のジョン・ワトソン。シャーロックの協力者であると同時に、
変人のシャーロックをフォーローする役目も担っている。
解決できない難事件を依頼してくるのはレストレード警部 。シャーロックは
それを、いつも無報酬で引き受けている。
「私は家政婦じゃない」と言いながら、何かと世話を焼いてくれる家主。
シャーロックとあまり仲の良くない兄。シャーロックに片思いをしてる女性。
彼に何かと批判的な連中など、彼らとのやり取りも面白い。
シャーロック役の男優は『イミテーション・ゲーム』や『スタートレック』
の時も良かったが、役柄の違いだろうか、とてもチャーミング。
今日は個別のあらすじには触れなかったが、どれも家族で楽しめる内容だと思う。