[内容] (桜の花出版)
在日3世の男性が、日本人及び在日同胞に向けて朝鮮の真実を訴えている。
[感想]
著者は自身のブログで韓国の新聞記事を取りあげ、その内容を検証して伝え
て来た人で、本書はこのブログに大幅加筆したもの。
若い時にソウル大学で学び、兵役も務めたが「在日は戦禍を避けて祖国を捨て
た裏切者」として蔑まれ、改めて朝鮮と日本の歴史を調べることによって、
双方の歴史観の誤りに気付いたという。
どれを感想に書くか迷うほど驚く話ばかりで、以下は目次のほんの一部。
「南朝鮮人は知っている。在日が密航者だということを」
「反日メディアが作る、カワイソウナ在日」
「犯罪歴を消しやすくする通名制度は廃止すべき」
マスメディアがタブーとする在日問題を網羅的に取りあげており、こんな事を
書いて大丈夫なのかしらとネットで確認したら「2018年3月に活動家に暴行
されて療養中」という記事があり、衝撃を受けた。(本書出版は暴行の2か月後)
その後病死されたそうだが、ブログは今も残されている。
慰安婦問題と強制連行についても多くの頁が割かれており、“慰安婦は偽物”
と断言している。これについてはつい先日、支援団体と共に活動してきた有名
な元慰安婦が、実は慰安婦ではないとの暴露で日本中を驚かせたばかりだ。
他に印象深かったものを幾つか。
・恨(ハン)は相続できるようになり- (略)- 一生利益を得られる集金システム。
・沖縄問題に反日同胞や南朝鮮の活動家が多数関与する理由についての解説。
・日本文化の破壊工作…例えば、寺に執拗に電話して除夜の鐘をやめさせる等。
・雇用対策法の改正は- (略)-外国籍雇用に関しても促進する形となった。
在日の方は投票率が高いそうで、日本人ももっと投票に行くべきとの提言も。