ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

ヘラクレス (主演) ドウェイン・ジョンソン

[内容]

傭兵ヘラクレスとその仲間たちの、命をかけた闘いのドラマ。

                      (2014年 製作国 アメリカ)

 [感想]

ヘラクレスが英雄というのは、敵をビビらせる為の作り話だった…という設定

に惹かれて、久しぶりにこの手の映画を観たが、これが意外と面白かった。

 

ゼウスの妃の嫉妬により、(想像上の)ヘラクレスが怪物と戦うシーンは、CG

の効果もあって見応えがあり、このまま神話の方を観たいと思ったほど。

 

留守の間に妻子を惨殺された過去を持つヘラクレスは、傭兵となって仲間と

家族のように団結して戦場を渡り歩いていた。

ある時トラキアの王女に頼まれて、反乱軍との戦いに出向くが、王国の軍隊

は壊滅状態で、残っているのは寄せ集めの素人ばかり。

 

ところが味方の筈の国王は最低最悪の男で、ヘラクレスが自分は騙されてたと

知った時は壮絶な戦いが終わった後で、国王に捕らえられてしまう。

 

ヘラクレスは結局王国の軍隊と戦うことになるのだが、最後に王の兵達が全員

彼にひざまずくシーンがある。普通ならここで、下っ端兵士は辛いなとか、

プライドは無いのか…などと思うところだが、彼らの場合は、本気で自分達の

ことを鍛え大事にしてくれたヘラクレスへのリスペクトだった。

 

この映画は肉弾戦の連続だが、ヘラクレスが一貫して信頼できる人間として描か

れてるが良い。 ただ迫力があり過ぎるので、小学生が観るには少し早いかも。

 

主役のドウェイン・ジョンソンは元プロレスラーだそうで、映画では土埃にまみれ

た髪ボサボサの只の大男にしか見えなかったが、ネットで見たら素顔は頭髪も

髭も無くて、そちらの方が映画よりずっと精悍だった。

 

ヘラクレス [DVD]

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  • 発売日: 2015/09/02
  • メディア: DVD