ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

目を閉じた時に、視界がレンズのように絞られる症状。

目を閉じると、いっぺんに何も見えなくなるのが普通だが、私のその症状は、
60代に入った頃から時々起きるようになり、5年程続いた。

 

テレビかパソコンの画面を見ている時に限ってなのだが、目を閉じた瞬間
視界がカメラのレンズのような円に囲われ、それが即座にキューッと小さく
なって、最後に黒い点となって消える。時間にすると2秒弱くらいだ。
(一眼レフカメラのレンズを、最大から最小に絞ったような感じ。)
残像と違うのは、消える寸前まで形も色もハッキリしている点だ。

 

息子に話したら、原因は目ではなく脳の誤作動ではないかと言われた。
同じ頃に閃輝暗点も起きており、しかもそれは頭痛のないタイプだった

 

閃輝暗点(せんきあんてん)=片方の視界の端に突然、キラキラ光るガラス片が
半円状に連なったものが現れ、30分程で消える。その後強い頭痛が起きること
が多く、高齢者で頭痛の無い場合は、動脈硬化脳梗塞の症状のこともある。
(若い人の場合は年齢と共に回数が減って、その内殆ど起こらなくなる。)

 

当時は年に一度 脳健診を受けていたので、脳外科の先生(60代)に聞いてみた。
結果、「誰でも色んなことがあります。気にせんでよろし。」と大阪弁風のアク
セントで、軽く流されてしまった(笑)。深刻な症状の患者を大勢診ている脳外科
の医師から見たら、こんなものは病気の内に入らないのだろう。

 

ここ数年 内科・整形外科・眼科でも、あまり詳しい説明も無く「加齢ですね」
と言われることが続いている。こうなったらもう何でもござれだ!と言ってみ
たいが、達観の境地に至るにはまだまだ修行が足りないようだ^^;。