「内容」
昆虫の生態を、撮影に工夫を凝らして、楽しく美しくとらえた映画。
(1996年 製作国フランス) 映画賞受賞。
「感想」
映画館でなくとも、まるで大画面で見ているような迫力があり、どの虫も
可愛くて美しくて正に芸術品。
そんな虫たちにとって、鳥はまるで猛獣のようだ。
厳しい世界で一生懸命生きる彼らが、いじらしく見えてくる。
最近はテレビでも、昆虫の面白い映像を沢山見せてくれるが、こちらには
残酷なシーンが殆ど無いうえに、アップが多いのでとても見やすく分かり
やすい。
所々で制作側の遊び心が感じられるのも楽しく、20年以上前の作品だが
昆虫モノとして、虫の好きな人にはお勧めの作品だ。
特に虫好きでなくとも楽しめると思うが、ここで色々説明するより、見て
もらうのが一番かな。
※ 今は虫嫌いでも大丈夫!
私も大人になるまで、蝶々とトンボ以外は恐怖でしかなかったけど、
幼い息子達に鍛えられたお陰で脱皮できました (^-^)。