[内容]
実話をベースにした、動物園付きの家を買った家族の物語。
(2011年 製作国アメリカ)
[感想]
ベンジャミンは、半年前に妻を病気で亡くしたばかりのシングルファーザー。
2人の子供の面倒を見ながら突撃コラムニストとして働いていたが、上司と
衝突して会社を辞めてしまい、同じ頃息子(14才)も学校で問題を起こして、
退学処分になってしまう。
悩んだベンジャミンは家庭を修復するために不動産屋を回り、街はずれの広い
家を買うことにした。
しかしそれは、“閉鎖中の私設動物園付き”という訳アリ物件だった。
飼育員の数は少なく、しかも殆どがボランティア。
再オープンのための資金繰りや動物のケアなど、次々と問題が発生するが、
動物園を愛する人達の本気と思いやりが素晴らしい。
家族で楽しめるヒューマンドラマで、小動物だけではなく、トラやライオン、
熊たちも可愛い。
あのマット・デイモンとスカーレット・ヨハンソンが、地味に温かい人を演じて
いるのも、意外で面白かった。