[内容]
貧しい炭鉱町で暮らす少年が、バレエ・ダンサーの夢を成就するまでの物語。
(2000年 製作国イギリス)映画賞受賞
[感想]
11歳のビリーは、父親と兄と軽度の認知症の祖母との4人暮らし。
父と兄の働く炭鉱は不況の真っ只中で、毎日鉱夫達のストライキが続いていた。
ビリーは父親の勧めでボクシングを習っていたが、ある日ふとしたことから
バレーに魅せられ、父親に内緒でバレー教室に通うようになる。
だがすぐにバレて、父と子の葛藤が展開され兄にも馬鹿にされるが、最後には
家族も周囲も彼の思いを本気で受け止め、ビリーはみんなの応援を得てプロを
目指して旅立つ。
主演の男の子のダンスがいい。
又25歳になったビリーが、プロのダンサーとして舞台に登場するシーンでは、
ほんの僅かな時間なのに、プロの迫力に見入ってしまった。
ヒューマンドラマとしても優れていて、改めてネット検索をしてみたら、国内外
で沢山の映画賞を受賞していて納得。