ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

(映画) エリン・ブロコビッチ (主演)ジュリア・ロバーツ

[内容]

住民の為に大企業の環境汚染を暴いて、莫大な和解金を勝ち取った女性の実話。

                            (2000年 製作国アメリカ) 映画賞受賞         

 

[感想]

エリンは3人の子を持つシングルマザー。

無職で貯金も無いが、学歴もキャリアも無い為、なかなか仕事にありつけない。

しかし小さな交通事故のトラブルをきっかけに、押しかけではあるが弁護士

事務所に事務員としての職を得る。

 

ある時ひょんなことから、地元の大企業が有害な物質を垂れ流していて、

大勢の住民が気付かぬまま被害者となっている事実を突き止め、単独で調査

を始める。

 

公害病を引き起こしている事実を知りながら、知らぬ存ぜぬを通す会社と、

同じく被害者への同情など微塵も無い会社側の弁護士。

 

彼らの人でなしぶりとエリンを取り巻く状況の深刻さに、シリアスな展開に

なることを予想したが、ジュリア・ロバーツ演じる型破りで色っぽい主役が、

この映画を楽しいものにしている。

 

それにしても、この仕事の成功でエリンが貰ったボーナスの額が凄くて、

「え、これ実話だよね。」と、私まで一緒に目を丸くしてしまった。

 

エリン・ブロコビッチ (字幕版)