ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

未分類

自治会やPТAの旧態依然とした慣習

子供が3人いるので30~50歳の約20年間は、毎年PТAや地区などで何らか の役に当たっていた。今は何年かおきに地区の班長と役員がまわって来る だけなので、随分と楽になった。 役員選出はスンナリ決まらないことが多く、特に現・役員に次の役員決めが 任され…

思い込みで人違いをしてしまう

最近、近所の奥さんが朝の散歩を始めたようで、時々ジャージ姿で早歩きをす る姿を見かけるようになった。しかし目の前ですれ違っても、目を合わせよう ともせずまるで別人だ。しかも随分と若返って見える。 よく似てるけど、あの女性は後妻さん?前の奥さん…

社長秘書のイメージ

離婚する前、我が家には年に何回か県外からの泊まり客があった。 (元)夫の「普段通りでいいよ。」の言葉通りに、酒の肴を少し増やすくら いだったので、然程面倒とは思わずお喋りも楽しかった。ただ余程でな ければ先に寝るわけにはいかず、眠気との闘いが一…

セルフネグレクトの心配 

男女を問わず乱雑な部屋で暮らす独身者は珍しくないが、大抵の場合それ はただのずぼらで、結婚を機に改善されることが多いという。 しかし、片付けられない主婦(夫)というのも珍しくないそうで、実際私も 訪問した家の玄関先から見えた汚宅ぶりに驚いた経験…

それは“自転車泥棒”になる 

息子が中学生の時のこと。同じ中学に通う知人(Bさん)の子供の自転車が 学校の自転車置き場から消えてしまい、Bさんはすぐに盗難届けを出した。 翌日には犯人が分かったが、同じ学校の生徒で、出来心でちょっと拝借して しまったらしい。しかしバレるのが怖く…

愚痴や弱音を吐くとき

ずっと以前のこと。知り合いの女性が不安障害で病院に通い始め「身近な 人にはかえって話しづらいから。」と言って、週に一度私に話を聞いてもら いに来るようになった。いつも沈んだ面持ちで、普通なら気にもかけない 事を不安な様子で繰り返し語った。 2…

少しずつ生前整理をしている

先日室内で転んで、床に両膝を強くぶつけてしまった。 最初はぶつけた箇所の痛みだけだったが、数日後から腰骨の痛みと坐骨 神経痛が始まり、何年振りかで膝関節症の痛みもぶり返してしまった。 病院でレントゲンを撮ったところ、以前圧迫骨折していた背骨の…

アイヌ民族の遺骨返還

10代半ばの時に、アイヌ民族衣装を着た女性達が、観光客の前で伝統の踊 りを舞うのを見たことがある。中に一人、唇の周りに独特の刺青をした高齢 の女性がいたが、そういう人は当時でも珍しかった。 つい先日お笑いタレントと情報番組が、それぞれアイヌ民族…

 葬儀やお墓(納骨)のトラブル

兄は48歳の時に、インフルエンザをこじらせて亡くなった。 兄を乗せた霊柩車と、私達親族が乗ったバスが一緒に火葬場に向かってい る時、突然バスの運転手さんが少し長めのクラクションを鳴らした。 顔を上げて見たらそこは学校の前で、兄が受け持っていたク…

農作物の種を自分では採れない 

子供達が小さい時は、どこに引っ越しても家庭菜園を楽しんできた。 10年程前、知人が借りていた畑を私も一部又借りして、ほんの少量だが 1年間野菜作りをした。その後、いつか畑を再開してその時は自分で種を 採ろうと思い、『野菜の種はこうして採ろう』((…

大がかりなイルミネーションに対する賛否  

紅葉や夜桜のライトアップはすっかり定着しており、イルミネーションイ ベントも年々大がかりになる傾向があるが、コロナ禍により去年から中止 や縮小が相次いでいる。 屋外のイルミネーションについては、幾つか問題が指摘されていたので、 中止にガッカリ…

 空き巣未遂

この何日かの大雪で、私も息子と一緒に雪かきに追われていた。 世の中には雪で繁盛する仕事と、逆に休業状態になる仕事があるが、ふと 思った。年末年始の寒い時期に、空き巣稼業は成り立つのだろうか…。 ネットで見たところ、意外にも冬は空き巣が増える時…

里親制度

私が十代前半の時、父の同級生が列車事故で亡くなった。私も顔を知ってる 人で、両親の会話を驚いて聞いていたのだが、父の次の言葉にもっと驚いた。 「ほたるを養子に出してたら、あいつは死んでなかったかも知れないなあ。」 この男性には子供がなく、ある…

インターネット初心者だった頃の失敗

ネットを始めた頃はよく、興味の趣くまま色々なページを楽しんでいた。 お気に入りのブログもあり、その中に働きながら仲間と修行のような事をし ている女性がいた。詳しいプロフィールは無く、何県の人かも分からない。 ある時その人が「誰か譲ってくれない…

雑草だらけの庭

今住んでる家の庭は、今迄住んだ中で一番小さくて、猫の額ほどの広さし か無い。最初は狭過ぎて物足りなかったが、高齢と近年の夏の暑さもあっ て、今は自分で手入れするには丁度良い広さだと感じている。 私は社宅時代からずっと、どこに住んでも庭は芝生に…

打つ人、打たれ弱い人。 

40代の4~5年間、週1のペースでママさんバドミントンを楽しんでいた。 メンバーに1人断トツに上手な人(Gさん)がいた。まだ30代半ばで、我々 40代のおばちゃん達とは、体力は勿論ステップからして違う。手加減してく れていたが、それでもGさんのスマッシュは…

大人になっても虚言癖の治らない人

子供の時、近所に “嘘つき”と言われている女の子(Rさん)がいた。 少しワガママだが愛嬌があり、嘘の内容はすぐばれる他愛の無いもの。 私がまだ親元で暮らしていたある日のこと。突然家に来たRさんから、切羽 詰まった様子で「匿って!」と言われた。訳を聞…

きれい好きなのは良いが…。   

10年以上前のこと。知人の親戚の娘さんが、結婚数年で離婚して帰って来た のだが、別人かと思うほど痩せ細っていたという。 離婚の原因は娘さんの夫による、毎日の掃除のチェック。 それは“障子の横組み部分”を指でなぞるような細かさで、ノイローゼになっ …

堅気ではない暮らし

今日は、(大層な内容ではないが)昔少しだけ驚いたヤクザ?の話を2つ。 実家の近所に、1階が作業場になってる小さな家があり、そこで家主の老人 が毎日1人で仕事をしていた。壁際のスペースには可愛い小犬が座っていて、 中学生の私は時々「ワンちゃん見せ…

アクシデントで知る本心と器

長男・二男が就職して家を出、高校生の三男と3人暮らしだった時のことだ。 早朝、震度5の地震で目を覚ました私は、とっさに息子の部屋に駆けつけた。 しかし大声をかけて体をゆすっても、爆睡したままピクリとも動かない。 その内地震はおさまり、私はこの時…

社会人・独身の息子と暮らすということ 

同居の3男は昔から結婚願望が無く、30代後半になった今もそれは変わらない。 学校を卒業後 数年間は県外で働いていたが、転職後は生活費を入れて、家や 町内の雑事などもフォローしてくれてるので、私はこのままで問題無いと思っ ている。あと「出たい時はい…

ホームレスに対する考えは人によって様々  

7~8年前、知人女性(Eさん)の家の近くの海岸に、高齢の男性が小さな テントを張って、猫と暮らすようになった。以下はEさんから聞いた話だ。 そこはあまり人が遊びに来るような場所ではなく、Eさんは暫く様子をみて いたが、ある日思い切って男性に声を掛け…

中高年になってから大学で学ぶ人

一番上の姉は勉強がよくできた。高校生の時に模範生で表彰され、卒業する少 し前には、担任の先生が「是非大学に進学させてほしい。」と父に話しに来た。 その時父が「うちには下に5人の子供がいるので-(略)-大学には男の子(一人息子) だけしか行かせられま…

地獄に落ちると言われて

高校生の時、同級生の熱心な誘いに根負けして「1回だけなら」と、もう 一人の同級生と一緒に、マンモス新興宗教の集会所に出向いたことがある。 他の信者と一緒に30分程講話を聞いたのだが、何故か2人共入会したこと になっていて、小さな経本を手渡された。…

日本の戦争映画を観なくなって久しい

私は戦後生まれだが、物心がつく頃にはまだ、義足で白い着物姿の傷痍軍人 が街角でアコーディオンを弾く姿があった。 10才の時お菓子とお遊びを楽しみに、日曜日に近所の子達と一緒にモルモン 教会に通っていた。その時の集合写真を見ると、全員一目で生活レ…

神は乗り越えられない試練は与えないか

昔、出産で里帰りした時のこと。近所の公園でバッタリ同級生(Мさん)と会い、誘われるまま彼女の家にお邪魔した。Мさんの赤ちゃんは口蓋裂で、彼女はそのために起きた義実家とのトラブルを話してくれた。 出産後に病室で初孫の顔を見た姑から「近所に恥ずかし…

18才の時に殺人事件の裁判を傍聴

高3の時、社会科の授業でグループに分かれて社会見学をすることになり、 私達の班は裁判所に行くことになった。 先生の付き添いは無く、当日はバスに乗って皆ちょっとした遠足気分。 裁判所の人が案内してくれたのは裁判の傍聴席で、他には誰もおらず 私達は…

去年、家の柱に黒アリの被害が発生した。

家の新築時とその十数年後の2回、専門会社に頼んで防蟻処理(白アリ)を している。去年、そろそろ又お願いしようかと思っていた矢先に、外壁を ズラズラと行列して歩く黒アリを発見。よく見ると近くに羽アリもいる。 羽アリの場合、確か白アリも胴体は黒いと…

年をとっても きれいな心を持ち続けている人

数年前中学時代の友人が、最初で最後というシニア夫婦旅行の途中、 飛行機の距離の私の所にも寄ってくれた。直接会うのは25年ぶりだった。 2人で楽しいお喋りのひと時を過ごしたのだが、途中で 「何てきれいな人なんだろう」と、思わず彼女の顔を見つめてし…

刑務所で作られた製品の評価

20数年前のこと。県内の刑務所で『刑務所作業製品の展示即売会』 が催されると聞き、珍しさ半分で行ってみた。 会場は大勢の家族連れで賑わい、品物の種類も予想以上に豊富で、既にあち こちで『売約済』の札が貼られていた。 私は今も、その時に買った家具…