ほたるBBの 絵と 本と 雑感日記

60代後半に再開したお絵描きと、読書の備忘録。考えさせられたことなども綴ります。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アリスのままで (主演) ジュリアン・ムーア

[内容] 若年性アルツハイマーと診断された女性の苦悩と、家族との絆を描いたドラマ。 (2014年 製作国 アメリカ) 映画賞受賞 [感想] アリス(50歳)は大学教授で、夫は医師。3人の子供達はそれぞれ住む場所は 違うが、よく実家に集う仲良し家族で、充実した…

部活の顧問がやる気のない人だったので、方向転換した。

高校生の時に絵を描きたいと思うようになり、高3で部活を美術部に変えた。 しかし1学期の間に、顧問の教師が部室に来たのはたった1度だけ。生徒の 我流の石膏デッサンを見て回って、一言も無く出て行った。時間は約1分。 夏休みが近づいたある日、見慣れない…

母さん、ぼくは生きてます (アリ・ジャン) マガジンハウス

[内容] 成田空港で不法入国者として逮捕された、アフガニスタンの青年の自叙伝。 [感想] アリ・ジャンが日本に来たのは2001年8月。 まだ18歳だった。 本書は彼からの聞き書きを監修・補筆して、2004年に出版されたもの。 母国で父と兄がタリバンに捕らえ…

眠そうなフクロウの置物 <絵>

天井付近の小さな三角棚板から、 いつも下界を見守っています。

幸せなひとりぼっち (主演) ロルフ・ラスゴード

[内容] 偏屈で孤独な老人と、近所の住民との交流を描いたコメディドラマ。 (2015年 製作国 スウェーデン) 映画賞受賞 [感想] 郊外の住宅地で暮らすオーヴェは、規律を乱されることが嫌いで、毎朝近所 を回って、車の出し入れやゴミの分別のチェックまでする…

猫が足を骨折した時の過ごさせ方(うちの場合)

猫のちっち(♀・17歳で病死)は、ノラだった生後8カ月の時に、隣町の アパートの5階から落ちて病院に運び込まれた子だった。 私が初めて会ったのは入院ひと月後で、「前足は大丈夫だが背骨を損傷してる ので一生歩けないでしょう。」と言われた。だが嬉しいこ…

「非まじめ」のすすめ (続) (森政弘)  講談社文庫

[内容] 著者は工学博士で、発想の転換をして全機して生きよと説いている。 [感想] 全機 =仏教用語で、持って生まれた“はたらき”を余すことなく発揮すること。 著者はロボットコンテストの創始者で、“ロボコンの父”と言われている。 私も以前テレビで、学…

ガラス絵具で描いたオナガと落ち葉

透明アクリル板の上で、 羽根を広げたオナガをカラフルに変身させてみました。 あの長い尾が好きで たまに見かけると「ラッキー♪」と喜んでます。

レストレス~中天~ (主演) チョン・ウソン

「内容」 “中天”で愛する女性を守るために、悪霊と化した元仲間と戦った男の物語。 (2006年 製作国 韓国) 映画賞受賞 「感想」 “中天”とは現生とあの世の境目の、死後の霊魂が49日間滞在する場所のこと。 「49日」と聞いた時は少し驚いたが、考えてみたら韓…

年をとっても きれいな心を持ち続けている人

数年前中学時代の友人が、最初で最後というシニア夫婦旅行の途中、 飛行機の距離の私の所にも寄ってくれた。直接会うのは25年ぶりだった。 2人で楽しいお喋りのひと時を過ごしたのだが、途中で 「何てきれいな人なんだろう」と、思わず彼女の顔を見つめてし…

収容所から来た遺書 (辺見じゅん) 文芸春秋

[内容] シベリア捕虜収容所の過酷な生活と、そこで結成された句会の友情の記録。 ノンフィクション賞受賞 [感想] 第二次世界大戦直後に、推定57万5千人がソ連軍の捕虜となって過酷な労働 を強いられ、食事もピンハネされて約1割の人が栄養失調と過労で死…

ウサギの指輪入れ <絵>

この指輪が一番好きです。2つしか持ってないけど^^;。

カノン (主演) 比嘉愛未

[内容]アル中の母に悩まされながら育った3姉妹が、死んだと聞かされていた母の真実を知る。 (2016年 製作国 日本) 映画賞受賞 [感想]旅館を経営していた祖母の葬儀で、久し振りに顔を合わせた三姉妹。祖母の遺書には「許してください。あなた達のお母さ…

子宮摘出手術の時の事と、その後の子宮がん検診

47歳(23年前)の時に開腹による子宮全摘手術を受けた。病名は子宮腺筋症で、 入院日数は2週間。何年も我慢してきたが、後半の数年は、月に数日は夜中 に眠ってても呻き声が出るほど痛みが酷くなったため、手術を決心した。 手術の時、麻酔の効きを確認する為…

ひきこもりのライフプラン (斉藤環) 岩波ブックレット

[内容] 引きこもりについて、主に経済的な視点から対策を検討。共著、畠中雅子 [感想] 現在日本では、15~64歳の引きこもりが100万人を超えるという。 彼らは、親が元気なうちは生きていける。だが親が死んだら? そこまで追い詰められたら働きに出られ…

風神の姉弟 <絵>

スーパーの袋を両手に下げて 小走りで急ぐ女性を見てたら、 何故か風神様が頭に浮かびました。

それでも夜は明ける (主演)キウェテル・イジョフォー  

[内容] ある日突然誘拐され、12年間も奴隷として生きた黒人音楽家の実話。 (2013年 製作国 米・英)映画賞受賞 [感想] 私が若い時に初めて見た奴隷のドラマ「ルーツ」も衝撃的だったが、この映画は その「ルーツ」にも匹敵する秀作だと思う。 南北戦争…

両腕が勝手に動き出した話。

今日は、昨年12月30日のブログ「入眠時ピクつきなど」に書いた、体が 勝手に動いた話の もう一つの方を書こうと思う。 これも、脳梗塞の薬を止めた 2か月ぐらい後のことだった。 相変わらず体調はパッとせず、横になっていたらいつの間にか眠ったようで、 フ…

家庭モラル・ハラスメント(熊谷早智子) 講談社+α新書

[内容] 著者が夫から受けた実体験を基に、モラル・ハラスメントについて考察。 [感想] 著者は『モラル・ハラスメント被害者同盟』の管理運営者。結婚直後から 離婚するまでの間に、夫から受け続けた精神的虐待が詳細に語られている。 「何か言おうものな…

ぶどうのリース <絵>

ロウフラワー教室で作ったものです。 普段は壁に飾っていて、年に一度 水を張った大きい洗面器でジャジャブと すすいで埃を落とします。

さらば、わが愛 /覇王別姫 (主演) レスリー・チャン

[内容] 日中戦争と文化革命に翻弄された、京劇の役者の悲劇が描かれている。 (1993年 製作国 中国・香港) 映画賞受賞 [感想] 売春宿で生れ育った少年チェンの手は、6本指だった。ある日、母親から指の 1本を包丁で切り落とされ、京劇俳優養成所に捨てる…

同業者の評価は 得てして厳しいものだが。

30代前半の3年間、エレクトーンを習っていた。 息子に「お母さんのは音が微妙にずれてる。」と言われる下手ぶりだったが、 やめてからも時々好きな曲を弾いて遊んでいた。 20年後、大好きな『ジブラルタルの風』(加古隆)を弾きたくて、息子の ピアノで練習し…

九十歳。何がめでたい (佐藤愛子) 小学館

[内容]著者の、最後となるかもしれない辛口エッセイ集。[感想]著者の怒り・嘆きの底には、人としての真っ当な心と温かさがあり、何度もうなずき、笑いながら読んだ。 家出少女にコロッと騙されてお金を盗まれた話。別荘の前に子犬を捨てられ、「ハラワタ…

お獅子のかぶり物 <絵>

明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 縫いぐるみの頭の上にあるは、 孫娘からもらったペット用のお獅子です(^^)。